2017年全米ヒット曲&アルバム発表、エド・シーラン、テイラー・スウィフト首位も、ヒップホップ史上初の最大勢力に


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米北東部襲う近未来映画さながらの猛烈寒波で迎える2018年は、新たな時代の幕開けへ。2017年(2016/12/30〜2017/12/28)、全米で最も人気となったアルバムは英エド・シーラン(Ed Sheeran)『÷』(Divide)、最も売れたアルバムは米テイラー・スウィフト(Taylor Swift)『Reputation』となったことが、今週(現地時間2018年1月3日)、全米ビルボード・チャートのデータを集計するニールセン・ミュージック(Nielsen SoundScan)より発表されました(2017年米国内における年次報告書『20I7 YEAR-END MUSIC REPORT NIELSEN MUSIC U.S.』(PDF)、Billboard)。

また、ストリーミング配信数が前年比43%の増加を受け、CDが20%減、ダウンロード配信がアルバム19.6%減、楽曲23%減と大きな減少傾向となったものの、全体として総消費(※)12.5%の成長となった他、ジャンル別では、ストリーミングで前年比72%増加となった「R&B/ヒップホップ」が、これまで首位を独占していた「ロック」を第2位に抑え、(年次報告では)史上初めて最大勢力となったことが明らかになりました。

※TOTAL CONSUMPTION : TOTAL ALBUM + TEA + ON-DEMAND AUDIO/VIDEO SEA

総合部門アルバム・トップ10

TOP 10 ALBUMS OF 2017 IN U.S., BY TOTAL EQUIVALENT ALBUM UNITS
第1位 エド・シーラン/Ed Sheeran『÷』(2,764,000)
第2位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar『DAMN.』(2,747,000)
第3位 テイラー・スウィフト/Taylor Swift『Reputation』(2,336,000)
第4位 ドレイク/Drake『More Life』(2,227,000)
第5位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars『24K Magic』(1,626,000)
第6位 ポスト・マローン/Post Malone『Stoney』(1,564,000)
第7位 ミーゴズ/Migos『Culture』(1,438,000)
第8位 ザ・ウィークエンド/The Weeknd『Starboy』(1,408,000)
第9位 サントラ『Moana』(1,254,000)
第10位 カリード/Khalid『American Teen』(1,220,000)

2016年12月30日から2017年12月28日まで、アメリカ市場を対象にしたトラッキンング・データに基きランキング化。「総合部門」(TOP 10 ALBUMS OF 2017 IN U.S., BY TOTAL EQUIVALENT ALBUM UNITS)では、ストリーミングなど音楽利用の多様化をチャートに反映させるため、「Billboard 200」集計方法と同様に、(1)従来のアルバム・セールス(フィジカル及びデジタルのアルバム購入数)に加え、(2)楽曲ダウンロード数をアルバム・セールスに換算する「TEA (track equivalent albums) 」(※10曲ダウンロード=1アルバム)、(3)楽曲ストリーミング数をアルバム・セールスに換算する「SEA (streaming equivalent album)」(※1,500ストリーミング=1アルバム)の総数で集計します。

その第1位に輝き、2017年全米で最も人気のアルバムとなったのは、昨年1月より全米ビルボード・総合ソングチャート「Hot 100」を席巻した「Shape of You」を収録するエド・シーラン最新アルバム『÷』。 2016年トップ・アルバムだったドレイク(Drake)に代わり、『÷』が計276.4万同等アルバムユニット(以下「ユニット」)で第1位(内、アルバム・セールスは110万)。今年最初の「Hot 100」(※2018年1月6日付)では、米ビヨンセ(Beyoncé)とデュエットした「Perfect」リミックス版が第1位を獲得し、昨年より4週に渡り首位をキープ。今月28日開催(現地時間)の『グラミー賞2018』(60th Annual Grammy Awards)では、主要部門でのノミネーションこそなかったものの、その圧倒的人気とともに、再びエド・シーランが”Perfect”のスタートを切ります。

そして全米第2位の人気アルバムには、『グラミー賞2018』「年間最優秀アルバム賞」にノミネートされている米ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)最新アルバム『DAMN』。274万7000ユニット、内、アルバム・セールスでは91万セールスを記録します。

全米第3位の人気アルバムとなったのは、リリース第1週で2017年全米年間アルバム・セールス第1位となった米テイラー・スウィフト最新アルバム『Reputation』(※同アルバムは『グラミー賞2018』選考対象期間後リリースのため、ノミネーション対象外)。続いて222.7万ユニットでカナダのドレイク『More Life』が第4位、そして『グラミー賞2018』「年間最優秀アルバム賞」ノミネートとなっている米ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)『24K Magic』が162.6万ユニットで第5位を記録します。

全体の傾向

2017年全体では、前年比12.5%増(5億6610万ユニット増)の成長となる6億3665万ユニット。一方、従来の総「アルバム・セールス」(CD、デジタル・アルバム、レコード他)では、2億554万セールスだった2016年に対して、17.7%減となる1億6915万セールス。従来のアルバム・セールスが年々顕著な減少をみせるなか、オーディオ(Spotify等)及び動画(YouTube等)によるストリーミング・サービスの総計では、4322億回だった2016年から、43%増となる6180億回となり、ストリーミング・サービスへの移行をみせるデータを示します(なおストリーミング・サービスの内訳として、オーディオでは、59%増の4004億、動画では21%増の2177億)。

R&B/ヒップホップが首位

またポップ・スターが首位を占めるものの、音楽ジャンル別では、全体の20.8%を占める「ロック」を第2位に抑えて、「R&B/ヒップホップ」が全体の24.5%を占め、年次報告で今回初めて首位を記録。昨年7月の2017年中間報告(Billboard)でも、「ロック」を抑えて、「R&B/ヒップホップ」が初めて首位に立ったことが大きく話題となるなか、昨年11月発表の『グラミー賞2018』ノミネーションでは、「ヒップホップ」勢が席巻。海外アナリストは、ストリーミング時代を迎えた「ヒップホップ」躍進の動向を踏まえたノミネーション結果となったと分析します。

アルバム売り上げ・トップ10

TOP 10 SELLING ALBUMS OF 2017 IN U.S.
第1位 テイラー・スウィフト/Taylor Swift『Reputation』(1,903,000)
第2位 エド・シーラン/Ed Sheeran『÷』(1,102,000)
第3位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar『DAMN.』(910,000)
第4位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars『24K Magic』(710,000)
第5位 サントラ『Moana』(709,000)
第6位 クリス・ステープルトン/Chris Stapleton『From A Room: Volume 1』(658,000)
第7位 ピンク/P!nk『Beautiful Trauma』(628,000)
第8位 サントラ『Guardians of the Galaxy, Vol. 2: Awesome Mix Vol. 2』(600,000)
第9位 メタリカ/Metallica『Hardwired… To Self-Destruct』(585,000)
第10位 サントラ『Trolls』(522,000)

純粋にアルバムの売り上げ数でランキング化する従来の「アルバム・セールス部門」(TOP 10 SELLING ALBUMS OF 2017 IN U.S.)では、テイラー・スウィフト『Reputation』が190万セールスで第1位。リリース第1週にして、2017年年間最高売り上げを記録したことが話題となり、日本でもニュースに。その一方、関係者の前予想よりも大幅に少なくなった『Reputation』のセールスは、歴代週間アルバムセールス記録では歴代第10位にとどまり、2017年に100万セールスを超えたのは、『Reputation』と、110万セールスで第2位のエド・シーラン『÷』の、2作品のみ。2016年は4作品のミリオン・セラーで、ミリオン・セラーとなったアルバム数としては、ニールセンが統計開始した1991年以来、史上最も少ない数となります。

一方、サウンド・トラックがトップ10に3作品もランクインするのは、映画『タイタニック』サントラが首位になった1998年以来、およそ20年ぶり。映画『モアナと伝説の海』サントラ『Moana』が70.9万セールスで第5位。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』のサントラ『Guardians of the Galaxy, Vol. 2: Awesome Mix Vol. 2』が60万セールスで第8位、映画『トロールズ』サントラ『Trolls』が52.2万セールスで第10位と、躍進をみせます。

またジャンル別では、「ロック」が全体の34.6%で最も多く、「R&B/ヒップホップ」は14.6%。依然「ロック」一強を維持するも、同データは「R&B/ヒップホップ」が圧倒的にストリーミングに強いデータを示します。

デジタルアルバム・トップ10

TOP 10 SELLING DIGITAL ALBUMS OF 2017 IN U.S.
第1位 テイラー・スウィフト/Taylor Swift『Reputation』(868,000)
第2位 エド・シーラン/Ed Sheeran『÷』(592,000)
第3位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar『DAMN.』(551,000)
第4位 ドレイク/Drake『More Life』(360,000)
第5位 サントラ『Moana』(339,000)
第6位 クリス・ステープルトン/Chris Stapleton『From A Room: Volume 1』(284,000)
第7位 サントラ『Guardians of the Galaxy, Vol. 2: Awesome Mix Vol. 2』(279,000)
第8位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars『24K Magic』(255,000)
第9位 ジェイ・Z/JAY-Z『4:44』(247,000)
第10位 イマジン・ドラゴンズ/Imagine Dragons『Evolve』(240,000)

減少傾向の従来の「アルバム・セールス」の内訳では、「フィジカル」(CD、レコード他)が16.5%減の1億292万セールス、「デジタル」(ダウンロード)も19.6%減となる6620万ダウンロード。「フィジカル」の内、CDは20%減の8820万枚となったものの、「デジタル」アルバムをなお上回ります。

デジタルソング・トップ10

TOP 10 SELLING DIGITAL ALBUMS OF 2017 IN U.S.
第1位 ルイス・フォンスィ×ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」(2,692,000)
第2位 エド・シーラン/Ed Sheeran「Shape of You」(2,541,000)
第3位 サム・ハント/Sam Hunt「Body Like a Back Road」(1,818,000)
第4位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars「That’s What I Like」(1,673,000)
第5位 イマジン・ドラゴンズ/Imagine Dragons「Believer」(1,598,000)
第6位 ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ/The Chainsmokers & Coldplay「Something Just Like This」(1,348,000)
第7位 エド・シーラン/Ed Sheeran「Perfect」(1,340,000)
第8位 ジェイムス・アーサー/James Arthur「Say You Won’t Let Go」(1,195,000)
第9位 イマジン・ドラゴンズ/Imagine Dragons「Thunder」(1,189,000)
第10位 ゼイン&テイラー・スウィフト/Zayn & Taylor Swift「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」(1,108,000)

1995年のマライア・キャリー(Mariah Carey)とボーイズ・II・メン(Boyz II Men)による「One Sweet Day」と並んで、「Hot 100」歴代最多タイ16週首位記録となったルイス・フォンスィ(Luis Fonsi)ダディー・ヤンキー(Daddy Yankee)による「デスパシート」(Despacito)が269万ダウンロードで第1位に。『グラミー賞2018』で「年間最優秀レコード大賞」、「年間最優秀楽曲賞」などノミネートされているジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)リミックス版「デスパシート(feat. Justin Bieber)」が最も人気のバージョンとなり、計269万の内、190万ダウンロードを記録します。

200万ダウンロードを超えたのは、「デスパシート」と254.1万ダウンロードのエド・シーラン「Shape of You」の2曲のみで、2015年の17曲、2016年の5曲から急速に減少。また100万ダウンロードを超えたのは、わずか14曲のみで、2015年の61曲、2016年の35曲からその数を激減させます。

楽曲の総ダウンロード数では、2016年(7億2404万)から23%減の5億5482万ダウンロード。5年連続で減少する一方、後述のストリーミング配信急増傾向のデータとともに、ダウンロードからストリーミングへの顕著な移行をデータが示す結果となります。

ストリーミング曲・トップ10

TOP 10 MOST STREAMED SONGS OF 2017 IN U.S., ON-DEMAND AUDIO & VIDEO COMBINED
第1位 ルイス・フォンスィ×ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」(1,322,799,000)
第2位 エド・シーラン/Ed Sheeran「Shape of You」(999,694,000)
第3位 リル・ウージー・ヴァート/Lil Uzi Vert「XO Tour Llif3」(932,820,000)
第4位 ポスト・マローン feat. クエヴォ/Post Malone featuring Quavo「Congratulations」(910,667,000)
第5位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar「HUMBLE.」(885,588,000)
第6位 ミーゴズ feat.リル・ウージー・ヴァート/Migos featuring Lil Uzi Vert「Bad and Boujee」(858,123,000)
第7位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars「That’s What I Like」(835,856,000)
第8位 フューチャー/Future「Mask Off」(778,571,000)
第9位 カーディ・B/Cardi B「Bodak Yellow (Money Moves)」(724,118,000)
第10位 カイル feat. リル・ヨッティ/Kyle featuring Lil Yachty「iSpy」(693,564,000)

「ストリーミング部門」では、13億2279万回再生の「デスパシート(feat. Justin Bieber)」が第1位。次いでエド・シーラン「Shape of You」が9億9969万回再生で第2位。Spotifyが発表した2017年「年間最多ストリーミング曲トップ5」では、「Shape of You」が第1位、「デスパシート(feat. Justin Bieber)」が第2位となったものの、全ストリーミング・サービスを集計した同ランキングでは、圧倒差で「デスパシート(feat. Justin Bieber)」が首位となると同時に、唯一10億超えた楽曲に。同曲はオーディオ・ストリーミング・サービスでは5億9563万回、動画ストリーミング・サービスでは7億2717万回、いずれも首位を記録します。

総ストリーミング数(オーディオ及び動画再生数)では、前年比43%増の6180億回。内訳、オーディオでは59%増の4003.8億回、動画では21%増の2176.5億。急速な増加傾向を示すストリーミング市場で、米リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)「XO Tour Llif3」、『グラミー賞2018』「年間最優秀レコード大賞」ノミネートのケンドリック・ラマー「HUMBLE.」など、トップ10にランクインを果たした楽曲の大部分となる7曲が「ヒップホップ」に。

TOP 10 RADIO SONGS OF 2017 IN U.S. (RANKED BY AUDIENCE IMPRESSIONS)
第1位 エド・シーラン/Ed Sheeran「Shape of You」(58.47億)
第2位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars「That’s What I Like」(48.40億)
第3位 ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ/The Chainsmokers & Coldplay「Something Just Like This」(35.22億)
第4位 ゼッド×アレッシア・カーラ/Zedd & Alessia Cara「Stay」(31.01億)
第5位 アレッシア・カーラ/Alessia Cara「Scars to Your Beautiful」(30.81億)
第6位 ルイス・フォンスィ×ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」(30.77億)
第7位 ショーン・メンデス/Shawn Mendes「There’s Nothing Holdin’ Me Back」(29.43億)
第8位 ジェイムス・アーサー/James Arthur「Say You Won’t Let Go」(28.20億)
第9位 イマジン・ドラゴンズ/Imagine Dragons「Believer」(27.65億)
第10位 マルーン5 feat. ケンドリック・ラマー/Maroon 5 featuring Kendrick Lamar「Don’t Wanna Know」(27.51億)

ポップ、ロック、EDMなど様々なジャンルがランクインする「ラジオ部門」とは対照的に、トップ10がほぼ「ヒップホップ」となるなか、「ストリーミング部門」ジャンル別データでは、15.1%の「ロック」を第2位に、29.1%で「R&B/ヒップホップ」が第1位を占めます。以上を踏まえ、アーティスト別にランキング化したトップ10は以下の通りです。

アーティスト別・トップ10

TOP 10 ARTIST
第1位 ドレイク/Drake (4,830,000※)
第2位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar (3,668,000)
第3位 エド・シーラン/Ed Sheeran (3,633,000)
第4位 テイラー・スウィフト/Taylor Swift (3,358,000)
第5位 フューチャー/Future (2,648,000)
第6位 ブルーノ・マーズ/Bruno Mars (2,266,000)
第7位 ザ・ウィークエンド/The Weeknd (2,221,000)
第8位 ポスト・マローン/Post Malone (2,053,000)
第9位 エミネム/Eminem (2,033,000)
第10位 リル・ウージー・ヴァート/Lil Uzi Vert (1,901,000)
※Total Consumption

総合アーティスト別トップ10では、エド・シーラン、テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズ、ザ・ウィークエンドら、ポップ、R&Bスターらがランクインするも、上位2位をはじめヒップホップ勢が占める結果に。以下のオーディオ・ストリーミング部門アーティスト別トップ10では、ほぼヒップホップ勢一色の結果となります。

TOP 10 ARTIST RANKED BY ON-DEMAND STREAMS
第1位 ドレイク/Drake (6,464,134,000)
第2位 フューチャー/Future (4,635,494,000)
第3位 ケンドリック・ラマー/Kendrick Lamar (4,118,827,000)
第4位 エド・シーラン/Ed Sheeran (3,603,674,000)
第5位 ポスト・マローン/Post Malone (3,517,206,000)
第6位 ミーゴズ/Migos (3,481,549,000)
第7位 リル・ウージー・ヴァート/Lil Uzi Vert (3,459,534,000)
第8位 コダック・ブラック/Kodak Black (3,123,113,000)
第9位 ザ・ウィークエンド/The Weeknd (3,028,442,000)
第10位 エミネム/Eminem (2,669,880,000)

最後に

ロック・ファンを中心に人気の高いレコードが、12年連続で売り上げ増加。2017年は1432万枚を記録し、前年比9%の上昇となっている興味深いデータも報告されます。もっとも2003年よりデジタル配信をリードしてきたiTunesが、2019年の早い段階でダウンロード配信サービスを終了する方向で検討されていることが一部報じられるなか、2017年アメリカにおけるトラッキング・データでは、それを後押しするように、全体の大きな流れとしてデジタル・ダウンロードからストリーミングへ。

© Nielsen / 20I7 YEAR-END MUSIC REPORT NIELSEN MUSIC U.S.

今回の年次報告においてもストリーミング時代到来のデータが顕著に示されるなか、ストリーミングにおける自動選曲再生技術、人工知能など、場合によっては人間でないものによってヒット曲が決まる時代の始まりを迎えようとしています。

意思決定は人間から機械へ、逆転を始めるその未来に流れているヒット曲とは。ストリーミングに強い「ヒップホップ」が今回初めて最大勢力となったことで、その波及にも注目される記念すべき『第60回グラミー賞』。舞台は凍てつくニューヨークへ、15年ぶりに戻る開催地で、いよいよ現地時間今月28日に授賞式を迎えます。

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