ヘイリー・ラインハート(Haley Reinhart)50年代レトロでセクシーなデビュー曲「Free」PVを公開


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ヘイリー・ラインハート(Haley Reinhart)米公式サイト

今月22日放送の米FOXオーディション番組『アメリカン・アイドル』(American Idol)シーズン11で、デビュー曲と共に再びステージに戻り、妖艶なパフォーマンスを披露したシーズン10ファイナリスト(第3位)のヘイリー・ラインハート(Haley Reinhart、1990年9月9日)が、今週29日(米国時間3月29日)、デビュー・シングル曲「Free」ミュージック・ビデオをVEVOにて公開しました。

レディ・アンテベラム(Lady Antebellum)の「I Run to You」やドートリー(Daughtry)の「September」のミュージック・ビデオで知られるミュージック・ビデオ・ディレクターのクリストファー・シムズChristopher Sims)が手がけるこのミュージック・ビデオでは、ロングカールヘアーにチャリー・レッドのクロップトップとタイトなショートパンツで登場したヘイリー・ラインハートが、50年代アメリカのダイナーからそのジャージーでスモーキーヴォイスと大人の色気漂うパフォーマンスで魅了、レトロでセクシーな映像美の数々が淡いスクリーンに映し出されます。

相手のことを想いながらも行き詰った二人の関係の中で、恋人に「自由」になってほしいと望むバラード曲のミュージック・ビデオで、どこか艶かしい甘い誘惑で翻弄しようとするヘイリー・ラインハートですが、寂寥感漂うラストシーンでは「お互い離れることも、お互いの距離を縮めることもできない」(We don’t let go, We can’t get close)という現実の中で、相手を深く思う気持ちと二人の関係を終えなければならない複雑な心境が50年代のダイナーで交錯します。

Entertainment Weekly

レトロでありながら、モダン・テイストをツイストさせたもの」と彼女が話すデビュー・アルバム『Listen Up』を象徴するようなリード・シングル曲となった「Free」ですが、この曲を自身初のデビュー曲としたことについて、ヘイリー・ラインハートは米エンタメ誌『Entertainment Weekly』でのインタビューで、「(ピアノの)コードがよくあるコードではなく、そのコード進行がとても美しかったの。…今までにないものを目指しているわけではないけど、よく見かける典型的なものは全く好きではないの。…成熟したブレイク・アップ・ソングは私のとても好みだわ。お互い愛し合っていても、少なくとも自分が幸せになるためには、その関係を終わらせなければならないということに、不合理なことはないわ。ものすごく共感できることだったの。この曲は私を虜にする異なった様々な要素が詰まった曲だわ」とこの曲の魅力を語ります。

On choosing “Free” as the first single:
From the first chord the piano hit, just hearing the piano raw, alone was cool. The chords aren’t your typical chords. The chord progression was beautiful. It’s a waltz, which also caught my attention, because I love that. Not that I’m trying to be so different, but I don’t really like the most obvious and typical stuff. The fact that it’s a mature breakup song is totally up my alley. There’s nothing irrational about it — we love each other, but we know we gotta end this, at least for me to be happy. I totally can dig that. It just had a lot of different elements in it that struck me to be hypnotic.

(記事)”‘American Idol’ alum Haley Reinhart releases video for ‘Free,’ talks about her upcoming album” on EW.com

同じくエモーショナルでハスキーヴォイスの英ポップ歌姫アデル(Adele)に夢中だと話すヘイリー・ラインハートですが、「古いものと新しいものを、レトロとモダンをマッシュアップしたものにしたかったの。全編にわたりファンク、ジャズ、ロック、ポップ、そしてソウルの曲になっているわ」と語るアメアイとしては異色のジャジーな21歳のヘイリー・ラインハートらしさが詰まったデビュー・アルバム『Listen Up』は来月22日(5月22日)にリリースされる予定です。

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