アメリカズ・ゴット・タレント2020 10歳ロベルタ「シャロウ」にゴールデンブザー


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夏の全米最高視聴率番組シリーズ、NBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)が今年も開幕し、今日迎えたシーズン15第2週(現地時間6月2日)。カナダ・トロント出身の10歳歌手ロベルタ・バッタリア(Roberta Battaglia)が驚嘆の歌声でゴールデンブザーを獲得した。

事前収録の映像で「10歳でも大きな夢があるわ」とロベルタ。小さい頃からAGTを観て、ずっと夢だったというステージに登場した小柄な少女は、興奮で声を震わせ「こんにちは。OMG、『モダン・ファミリー』を観ていてあなたが大好きだわ!私の憧れです」。ラテン初の審査員として今シーズンから新たに加わった女優ソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)はドラマと変わらぬ口調で「どうもありがとう。来てくれてとっても嬉しいわ。緊張しているみたいだけど、いくつなの?」ロベルタは「10歳よ」。「なんだって?」と審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)。ソフィア・ベルガラが「緊張しちゃうわよね。どこから来たの?」ロベルタは「カナダのトロントです」。「ホォォぉぉぉぉっっっっ!!!」と審査員ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)、トロントで通じ合う。

サイモン・コーウェルから勧められ司会のテリー・クルーズ(Terry Crews)が緊張のロベルタに水を渡し一時中断。「私にも10歳の子がいるわ」と今シーズン復帰した審査員ハイディ・クルム(Heidi Klum)、「娘はこんなステージは無理だわ」。

母親が舞台袖から見守るなかロベルタがこの日歌うのは、第91回アカデミー賞授賞式で最優秀歌曲賞を受賞したレディー・ガガ(Lady Gaga)による2018年映画『アリー/ スター誕生』(原題:A Star Is Born)主題歌「Shallow」(邦題:シャロウ)。ド緊張の少女は一転、重心の低い成熟した歌声で滑らかに歌い出し、サイモンはソフィアに「目を閉じて聴いてごらん」。10歳とは思えないダイナミックな歌声に中盤から異例の劇場総立ちとなりスタンディングオベーション。歌い終えると溢れる熱狂的な歓声に、感極まり涙のロベルタ。スタンディングオベーションのサイモン・コーウェルは”見事だ”とサインを送る。

「素晴らしかったわ。本当に素晴らしかった!」とハイディ・クルム。ホーウィー・マンデルは「君の才能はぶっ飛んでいる。君の年齢もぶっ飛んでいる。信じがたい瞬間だ」。疑惑のサイモン・コーウェルは「君の後ろに誰かいるんじゃないの?」「レディー・ガガとか」とハイディ。サイモンは「君はとてもかわいげがあり、とても謙虚。素晴らしい友達がいるに違いない」。ロベルタは「いじめを受ける時もあります」。「そうなのか?」とサイモン、「我々はよくその残念なことを耳にする。しかしいじめに打ち勝つ方法が一つある。それは君が幸せでいて、成功することだ。いじめっ子たちは才能ある子に脅威を抱くものだ。変な意味でそれは賛辞であり、カナダからここまできた君の強さを表している。君をゲストとして迎えることができ光栄に思う」。手で顔を覆うロベルタは「ずっとAGTの舞台が夢でした」と涙、「私の夢が叶いました」。

ソフィア・ベルガラは「素晴らしかったわ。息を呑む美しさだった。10歳でそんな風に歌うなんてあり得ない。そうね、あなたをいじめる人がいるかみてみましょう、これのあとに」とソフィア初のゴールデンブザー。母親と歓喜の涙で抱き合い、ソフィアも駆けつけ祝福した。

2009年生まれ、ロベルタの両親はイタリア系。3歳の頃から歌い始めたロベルタは、ミュージシャンでもある父親と小さい頃から一緒に地元のレストラン、祝祭、チャリティー・イベントなどで歌ってきた。ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)、ピンク(P!nk)などパワフルな歌声のシンガーに強い影響を受ける。現在アーティスト名「Roberta B」として活動。2019年には地元の情報番組『Breakfast Television Toronto』に出演し、「次なるレディー・ガガ」の歌声で人々を魅了している。

ゴールデンブザーを獲得したロベルタは、ジャッジ・カットのラウンドを通過し、ライブショーとなる準々決勝ラウンドに進出。ライブショーは例年8月に開催されるが、今年は新型コロナウイルスの影響により、現在開催日は未定となっている。

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