サム・スミス、デミ・ロヴァートとの新曲「I’m Ready」五輪をテーマにしたMV公開


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サム・スミス(Sam Smith)が親友のデミ・ロヴァート(Demi Lovato)とコラボしたニュー・シングル「I’m Ready」(ダウンロード版)が今日リリース、併せてミュージック・ビデオが公開された(現地時間4月16日)。「ABBAの2020年版」とサム・スミスが語るパワフルな新曲「I’m Ready」は、『The Thrill of It All』(2017)に続くサム・スミスのサード・アルバムの収録曲。ミュージカル音楽からインスパイアされたといい、思い切って新しい恋を始めようとする姿を、重々しくスリリングなサウンドの序盤からアップリフティングなコーラスにのせて描く。

Produced by Savan Kotecha, Peter Svensson & Ilya Salmanzdeh / Written By Sam Smith, Demi Lovato, Ilya Salmanzdeh, Savan Kotecha, Peter Svensson

(バース1)「熱帯夜、ベッドの中は冷たい/愛しき人をずっと待ち続けてきた/彼は浮気をしない、信念を持った人/彼には温かい血が流れている/熱帯夜、ベッドで独り, oh」、「誰かといるのはすごく難しい/傷つき、悲しみ/でも今夜は、飛び込んでいかないと」(コーラス)「心の準備はできている、準備はできている/愛してくれる人に/心の準備はできている、準備はできている/愛してくれる人に」

陸上競技、飛込競技、アーティスティックスイミング、レスリング。一風変わった出場者とともにオリンピック・ゲイムで沸かせるミュージック・ビデオの監督は、カーディ・B(Cardi B)の「Money」などの映像監督Jora Frantzis。サム・スミスはApple Musicのインタビューで「デミと私は、この歌を皆さんと分かち合うことにとてもワクワクしています。こんなに楽しく制作したシングルをリリースすることは今までありませんでした」。サム・スミスは14歳の頃からデミ・ロヴァートのファンだったといい、デミ・ロヴァートも親友との夢のコラボがついに実現し喜びを見せる(LIVEチャット)。

サム・スミスは「スタジオでデミ、そして素晴らしいソングライターと制作でき、クィア(Queer)なオリンピックのビデオを作れて、本当に素晴らしい思いでした」。「愛と幸せに囲まれて私たちはこの曲を作り、とても力強い歌になりました。ですのでこの不安で悲しい状況の中、この歌が皆さんに笑顔を届けるものになれたらと願っています。私たちと一緒に心の底から歌いましょう」。

新型コロナウイルスの感染拡大と深刻化を受けてサム・スミスは、当初、来月の5月1日に予定していたサード・アルバムのリリース延期を先月30日に発表(SNS)。発表されていたアルバム・タイトル(To Die For)も変更されることになった。タイトル未定のサード・アルバムは年内のリリース。ゼイン・ロウ(Zane Lowe)とのインタビューで、これまで予定していた収録曲「Dancing With a Stranger」、「How Do You Sleep」、「To Die For」も考え直すかもしれないとし、「真新しいアルバム」を検討しているという。

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