ラスカル・フラッツ、ケイリーちゃんに贈る歌「She’s Going Places」


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2008年7月、米フロリダ州中部のオーランド、母親ケイシー・アンソニー(Casey Anthony)の捜索願いにより、当時2歳10ヶ月のケイリー・アンソニー(Caylee Anthony)ちゃんの遺体が自宅近くの林の中で発見され、母親ケイシーが殺人罪などの罪で起訴された事件について、今月5日、米フロリダ州地裁の陪審員は、ケーシー被告に対し殺人罪について無罪評決を言い渡しました。

この全米を震撼させた事件に無罪評決が下されたことを受けて、多くの著名人らがこの正義なき結論に意見を表明している一方、米カントリー・バンドラスカル・フラッツ(Rascal Flatts)のリード・ヴォーカルのゲーリー・ラボックス(Gary LeVox)は、Cledus T. Judd、Jimmy Yearyらと共にケイリーちゃんのために曲「She’s Going Places」を制作。

それはドラマのような展開を見せ全米で話題をさらった裁判ではなく、幼くして命を失ったケイリーちゃんへの想いが込められたものになっています。

ケイリーちゃんが天国で愛され幸せに暮らしていることを心より祈っています。

“She’s Going Places”

彼女はたった2歳の幼い女の子
語られる必要があるべきでなかった物語
そのブラウン色の瞳をした小さな女の子は
私たちの心を奪い、私たちの命に触れる
そして今、私たちは涙を流す
なぜなら私たちはそれを理解することができないから

彼女はギターを習ったり
バレリーナになったり
映画のスターになる夢もあったはず
それ以上のことだってできたはずなのに

彼女は自分が望む何でもなれただろう
午後にいつも自転車に乗ることも
笑ったり、お人形さんと遊んだり、ゲームをしたり
普通の幼い女の子がするようなことをできたはずなのに
命を奪われるのには幼すぎる
彼女は天国へと旅立っていった

きっと縄跳びで遊んだり
何でも可能にする道に虹の絵を描いたり
大きな教会の駐車場でカーブを跳ねながら
三輪車に乗って遊びたかっただろうに
その全てを見ることができたらよかったのに

でも私がその場所へ行き彼女に再び会えるその日まで
彼女の思い出はこの世で生き続ける

彼女は自分が望む何でもなれたはず
午後にいつも自転車に乗ることも
笑ったり、お人形さんと遊んだり、ゲームをしたり
普通の幼い女の子がするようなことをできたはずなのに
命を奪われるのには幼すぎる
彼女は天国へと旅立っていった

キックベースボールで遊ぶことも
泳いだりシーソーで遊ぶことも
普通の幼い女の子がするようなことをできたはずだったのに

私たちは愛らしいケイリーちゃんの賛美歌を歌うだろう
そして彼女は神様の良き恩寵の腕の中で守られているだろう
彼女はその場所へと旅立っていった

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