ピンク、新曲「Walk Me Home」MVで影と踊る幻想ダンス 映画『グレイテスト・ショーマン』監督が製作


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来月にリリースとなるピンク(P!nk)通算8枚目の最新アルバム『Hurts 2B Human』、そのファースト・テイストとなるリード・シングル「Walk Me Home」ダウンロード版)のミュージック・ビデオが現地時間3月21日に公開。これまで数々のミュージック・ビデオでそのビジュアルでも魅了してきたピンク、「Walk Me Home」の製作舞台裏で「おそらく私の作品の中で最も美しいものになるわ」。「信じられないほど素晴らしい監督」とピンク、2017年公開ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)のマイケル・グレイシー監督(Michael Gracey)がメガホンを握ります。

「あなたの呆れる表情にあるもの/私を良き時代へと戻す/私が見た、全てが素晴らしかった頃へ/でも今となってはあなただけが良きもの/自分の力で何とかやろうと/この話は長くなる/さぁあなた、もう遅い時間だわ/この場所を出ない?」、「真夜中の道、家まで私と歩いて/一人じゃいられない、頭から離れないことばかり/今夜は私と一緒にいると言って/世の中ひどいことばかりだから」

都会の人混みから時間を止め森閑と静まり返る街の通りに赤いドレス、赤いハイヒールのピンク、魔法のように影と踊りクラシックなミュージカル映画『雨に唄えば』を思い起こさせながら詩情豊かな美しい映像となったミュージック・ビデオにはファンらから止まぬ歓声。一見合成に見える巨大な影とのダイナミックなダンスも照明との距離感で実際に撮影し編集、クリエイティブに作り込まれたシーンがその歌を捉えます。

重いドラム・ビートからストリングスを弾き壮大なコーラスへと向かう「Walk Me Home」のソングライターには、ピンクに加えショーン・メンデス(Shawn Mendes)「In My Blood」のスコット・ハリス(Scott Harris)、そして「Just Give Me a Reason」でコラボしたFun.のネイト・ルイス(Nate Ruess)。世の中への失望と憂愁を漂わせながら愛する人の中に見つける希望、顔を上げ遠くを見つめ暖色と寒色に染めるアルバム・ジャケットとなったリード・シングルの最後では「間違っていることばかりだから、間違っていることばかり/世の中間違っていることばかりだから」。先月ブリット・アワード2019で音楽界への貢献を称える特別功労賞「Outstanding Contribution to Music」を外国人として史上初の受賞を果たしたピンクは、そのライブ・パフォーマンスで「Walk Me Home」に加えてヒット曲「Just like Fire」、「Just Give Me a Reason」、「Try」、「What About Us」のメドレーを披露(記事)。2年連続で世界年間アルバムランキング・トップ10に入るなど世界的ヒットとなった前作『Beautiful Trauma』より1年半ぶりとなる新作『Hurts 2B Human』は来月、4月26日にリリースされます。

『Hurts 2B Human』トラックリスト
1. Hustle
2. (Hey Why) Miss You Sometime
3. Walk Me Home
4. My Attic
5. 90 Days ft. Wrabel
6. Hurts 2B Human ft. Khalid
7. Can We Pretend ft. Cash Cash
8. Courage
9. Happy
10. We Could Have It All
11. Love Me Anyway ft. Chris Stapleton
12. Circle Game
13. The Last Song Of Your Life

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