先月1日にリリースされたDJマシュメロ(Marshmello)とホールジー(Halsey)のエモーショナルな新曲「Be Kind」(ダウンロード版)のミュージック・ビデオが、昨夜公開された(現地時間6月27日)。開放感溢れる爽やかなサウンドで心を閉ざす大切な人に歩み寄るアップリフティングなEDM「Be Kind」の映像は、ハナー・ラックス・デイビス(Hannah Lux Davis)が監督を務め制作。白日夢に誘う多彩なビジュアルと1000%ソーシャル・ディスタンスの美しいダンスで描く。
新型コロナウイルスのアイソレーションのなか撮影され、ホールジーは自身のSNSで、「心のなかで現実逃避するための私の一番大好きな場所!日本から影響を受けたミュージック・ビデオだわ。ピンクのウィッグをして、桜の季節🌸 」空虚なビルの一室に錯乱気味のホールジー、一輪の黄花に導かれ優雅に舞う彼女は、桜花爛漫の夢世界に迷い込んでいく。
(バース1)「信じたい、信じたい/あなたは本当はワルい人じゃないって/でも傷だらけの自尊心があなたを狂わせてる/信じたい、信じたい/冷たい時も後悔してるって/正気でなくなる理由を教えて」、「不安で苦しんでるのはわかってる/そばにいるわ、これまでも/これからも、あなたのそばにいる、どんな夜も」(コーラス)「どうして避けるの/目を背向け/ぐちゃぐちゃにして嘘を付く理由がわからない/泣きついて/信じ切って打ち明けていいんだって、わかってくれたら/あなたはきっとやさしくなれる、あなたの愛する人に」
桜が舞う美しい線路沿いの「親切にする」桜並木道で、ホールジーはセーラームーン風の姿になりダンス。カラフルな花々が咲き乱れる夢幻郷から目を覚ますと…。一人きりの夢の中では「マシュメロ」が様々なところに出没している。撮影についてホールジーは「ワイルドなものだった。FaceTimeを通じて(Dani Vitaleから)振付を学び、それから足首を怪我しちゃった」。ロボット技術による自由なアングルと素早く滑らかなモーションで撮影され、躍動感と臨場感のある動きを捉えている。「予め全てプログラムされたロボットのカメラを使ったので、人間による物理的な操作はなくて、制作陣がその世界を作り上げたわ。ワイルドね!」
世界的ヒットとなった「Be Kind」はこれまでにDJ Surf Mesa(6月17日)によるリミックス(YouTube)、DJ Jacques Lu Cont(6月26日)によるリミックス(YouTube)がリリース。また現地時間6月25日、ホールジーは自身初の詩集『I Would Leave Me If I Could』を11月10日に発売すると発表(Instagram)している。
made a video in isolation, so of course I drew influence from my favorite place to run away to in my head! Japan, with the pink wig, and Sakura season 🌸 good catch 🙂 https://t.co/UsazFl1SGK
— h (@halsey) June 27, 2020
I’ll tell u guys more about it soon but this video was wild to create. Learning choreo on FaceTime, then I broke my ankle, we used a Bolt camera so it was all programmed beforehand so there wasn’t a human physically operating it, the team that rendered the worlds. It was wild!
— h (@halsey) June 27, 2020