ぱっと見、日本人ファンの方のダンス動画は…、先月世界各地でのフラッシュモブ・ダンスをファンらに呼びかけ、それを撮影し投稿した動画がPVに採用される（かもしれない）大規模企画（※詳細はこちらのページより）を打ちたて、全世界を対象に公募していたケリー・クラークソン（Kelly Clarkson）最新曲「What Doesn’t Kill You (Stronger)」のミュージック・ビデオがついに本日VEVOで先行プレミア公開されました！
「ユニークな場所」での指定した大規模ダンスを要件としつつ「決して危険なまねや法に反することはしないように」と注意を促していたこのグローバルな大規模フラッシュモブ・ダンス企画、「これはソロでもいけるのか？」「マジこのダンス！？」「もうちょい時間が欲しいのだが」「一緒にやってくれる友達が…」「ハードル高いな」といろんな意味で話題となる中ついに公開されたPVでは、水中で酸素ボンベを手に、まさにスピードとキレが求められるダンスをややゆっくりめにぶくぶくぶくぅ…、と沈ん、踊るアイデアグループや、友達同士仲良く踊るグループ、まじ気合で集めました的な大規模グループも、そしてケリー・クラークソンが爆笑しているダイナミックに一人踊る子供の姿もフラッシュで映し出されています。
どうやらソロでもいけたらしいこの企画、思っていたよりはやや地味目に収まっているものの、しかしその意図していたものは達成できたといえるのかもしれません。
ケリー・クラークソン（Kelly Clarkson）日本公式サイト
今年10月にリリースされたケリー・クラークソンの通算5枚目となるアルバム『Stronger』から、そのアルバムタイトル曲としてリリースされた2ndシングル曲「What Doesn’t Kill You (Stronger)」のタイトルは、ドイツの哲学者ニーチェ（Friedrich Nietzsche）の哲学書『Twilight of the Idols』（邦題：偶像の黄昏）の章「Maxims and Arrows」に登場する有名な名言「What doesn’t kill you makes you stronger」（※もともとは”Out of life’s school of war: what does not destroy me, makes me stronger.”）からとったものです。
ケリー・クラークソン自身がまさに自分の人生が表現されていると話すそのタイトルは「どんなに死ぬほど辛く苦しいことも、それはあなたを今よりもずっと強くするもの」の意味。
（コーラス）
死ぬほど辛いこと、それによって人をずっと強くなるの
立ち上がって、少しだけ高く
一人きりだからってそれは孤独という意味なんかじゃないわ
死ぬほど辛いことが、心に炎を宿すの
それを燃え上がらせて、もっと明るく
あなたが去ったからって、私が終わってしまったわけじゃないわ
失恋そして苦難から立ち上がる姿を力強く描いた同アルバムを代表するケリー・クラークソン渾身のパワフルなバラードソング「What Doesn’t Kill You (Stronger)」のミュージック・ビデオで映し出される「あちょちょちょちょー」とブルースリーの如くぶんぶんと腕を振り回すファイターケリー・クラークソンはもとより、あえて採用したファンらによるフラッシュモブ・ダンス、それはきっと、どんなに一人辛いときも共に立ち上がり笑顔で前に進むことができるということを伝えたかったのかもしれませんね！
なお、この曲は「What Doesn’t Kill You (Stronger)」は現在米トヨタのCMの曲にもなっています。気になる方はぜひチェックしてみてください！
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