ケイティ・ペリー切なすぎる最新曲PV「The One That Got Away」が全米で話題に


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人生で最も愛した恋人との別れ、そのビタースウィートな思い出は悲しすぎる過去をスクリーンに映し出します。カルフォルニア・ガール、ケイティ・ペリー(Katy Perry)の3rdアルバム『Teenage Dream』から先月11日にリリースされた最新6thシングル曲「The One That Got Away」(「ザ・ワン・ザット・ガット・アウェイ」)のミュージック・ビデオが昨日(米国時間11月11日)全米で公開されました。

「どうだったんだ?」「大丈夫だったわよ」病院から帰ってきたのだろうか、妻を気遣おうとする夫と白髪姿の老いたケイティ・ペリーが映し出されます。しかし彼女の心にあるのは、あの頃の別の男性、それは決して失ってはいけなかった恋人”The One That Got Away”です。

(コーラス)
そしてもう一つの世界があるのなら、私はあなたの女になるわ
あの全ての私たちの約束を守って、私たちでこの世界に立ち向かっていくの
そしてもう一つの世界があるのなら、私はあなたを離したりなんかしないわ
そうすれば私はこう言う必要はないわ、あなたは失ってはいけなかった人であったと
失ってはいけなかった人であったと

「E.T.」の監督フローリア・シジスモンディ(Floria Sigismondi)と再びタッグを組んだこのミュージック・ビデオでは、年をとったケイティ・ペリーが、メキシコのスター俳優ディエゴ・ルナ(Diego Luna)演じる今も忘れることはない最も愛したかつての恋人との情熱的でロマンチックな愛と、その悲しすぎる過去を回想するシーンが描かれます。その恋人の車であの悲劇の場所に向かうケイティ・ペリー、かつて分かち合った真実の愛を夕日の中で恋人の面影と共に分かつラストシーンでは、二人の思い出の曲ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)の「You Are My Sunshine」が切なく鳴り響きます。

(記事)”Katy Perry Recalls ‘One That Got Away’ In New Video” on MTV

先週同PVの「予告編」が公開(※記事『ケイティ・ペリー新曲「The One That Got Away」PV予告編が公開!!』)され、まるで映画を彷彿させるプロモーションで公開前から大きく話題となっていたこのミュージック・ビデオは、公開たった1日でYouTubeで75万を超える再生回数を記録、「悲しすぎる」「涙がこぼれてしまった」「何度もみてしまう」など現在全米で大きく反響を呼んでいます。

永遠を信じた運命の恋人との出会いと別れ、そしてその決して失ってはいけなかった恋人”The One That Got Away”との別の世界での永遠の愛を誓ったミッドテンポの切ないバラード・ソング「The One That Got Away」についてケイティ・ペリーは以下のように話しています。

この曲「The One That Got Away」はこのアルバムの今までのシングル曲ではなかった私のとても異なる側面が描写された曲で、6thシングルとして選ばれたことをとても嬉しく思うわ。多くの人がこの曲に共感するところがあるのではないかと思うわ。
I’m so pleased to select ‘The One That Got Away’ as my sixth single because this song shows a very different side of me that I haven’t shown with my past singles on this record. I think that everyone can relate to this song,

この曲は永遠を誓った恋人と添い遂げることができず終わりを迎えなければならなかった関係について描いた曲なの。ビタースウィートな物語よ。この曲を聞いた人がこの曲から学び「運命の人を手放してしまった」と言う必要がなくなることを願っているわ。
I wrote this song about when you promise someone forever, but you end up not being able to follow through. It’s a bittersweet story — hopefully, the listener learns from hearing it and never has to say they had ‘The One’ get away.

(記事)”Katy Perry, Diego Luna Break Up In ‘One That Got Away’ Tease” on MTV

アルバム『Teenage Dream』(2010.5)からこれまでリリースされたシングル曲「California Gurls」(2010.5)、「Teenage Dream」(2010.7)、「Firework」(2010.10)、「E.T.」(2011.2)、「Last Friday Night (T.G.I.F.)」(2011.6)の5曲全てが米ビルボード総合シングル曲ランキング「Hot 100」で第1位を獲得し、現在1987年、1988年に「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンがアルバム『Bad』より樹立した洋楽史上の記録に並んでいるケイティ・ペリー、「The One That Got Away」が再び第1位を獲得すれば、「Hot100」の53年の歴史の中で洋楽史上初の記録を樹立することになります

先週第34位から今週(2011年11月19日付)18位に急浮上している「The One That Got Away」、この現在大反響を呼んでいるミュージック・ビデオは洋楽史に新たな歴史を刻む記録樹立へと導くものとなるのか、その長編感動映画のような圧倒的なインパクトを与えるこのPVはその期待をますます高めます。

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