デルタ・グッドレム5年ぶりの待望の新曲「Sitting on Top of the World」PV公開


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デルタ・グッドレム豪公式サイト

オーストラリア史上初25週連続第1位オーストラリア最多通算29週第1位を記録し、国内100万枚・全世界450万枚を売り上げ、現在もオーストリア洋楽史最多セールスを誇るデビュー・アルバム『Innocent Eyes』を筆頭に、2003年にはオーストラリアのグラミー賞にあたる豪最高権威主要音楽祭「ARIA Awards」史上最多7部門を受賞した記録破りのオーストラリアを代表する国民的正統派バラード歌姫・ピアニストデルタ・グッドレム(Delta Goodrem)が、2007年にリリースした3rdアルバム『Delta』よりおよそ5年ぶりとなる新曲「Sitting on Top of the World」を今週13日にリリース、それに先立ち、そのミュージック・ビデオがVEVOにてオーストラリア時間昨日8日に公開されました。

デルタ・グッドレム新曲インタビュー on The Telegraph

アメリカ市場での成功のため米ロサンゼルスに音楽活動の拠点を移すも、2004年より交際し2007年に婚約していた元ウェストライフのメンバーで英シンガーソングライター、ブライアン・マックファーデン(Brian McFadden)と昨年破局しおよそ7年間にわたる交際に終止符(英文記事)、その後ニック・ジョナス (Nick Jonas)と年の差(8歳)で交際を始め、米ゴシップ誌の注目の的となる一方、今月2月にその破局英文記事)が報じられたデルタ・グッドレムは、「ここ数年本当に多くのことを学んだわ。良いことも悪いことも。傷つき続けた日々だったけれども、直面する苦難を乗り越えるために常にできる限りの努力をしてきたわ。そして今も学んでいるところだわ」と、2010年にリリースが予定されていた最新アルバムの新曲の発表がこれまで一度もなかった日々を豪「Sunday Telegraph」誌のインタビューで明かします。

(記事)”Tears turn to joy for Delta Goodrem on the eve of the release of her new single Sitting on Top of the World” on The Telegraph

※ブライアン・マックファーデンとのデュエット曲「Almost Here」(ARIAチャート第1位2ndアルバム『Mistaken Identity』国内盤デビューアルバム『イノセント・アイズ』収録)

2003年3月にリリースされたデビュー・アルバム『Innocent Eyes』が未曾有の記録的大ヒットをし続ける中、同年7月、突然襲いかかったホジキンリンパ腫(Hodgkin’s lymphoma)の告知、夢と希望にあふれていた明るい未来は悪性リンパ腫のガンとの闘病生活により一転します。

(試聴)闘病生活の心境を綴った曲「Extraordinary Day」

全身の発疹、極度の疲労、体重減少そして化学療法により全ての髪の毛が抜け落ち、身体的・精神的に過酷な日々も常に明るくそして力強く闘い抜いた18歳の少女、オーストラリア全土を涙で包んだあの頃からおよそ10年がたち、27歳となったデルタ・グッドレムは「今は私の人生であれから2度目となるとても辛い時期だわ。だから新曲のリリースを祝うことができてとても嬉しいわ」と心の内を打ち明けます。

※代表曲「Born to Try」〜頑張るために生まれてきたのだから〜

音楽は私の逃げ場所で曲を作ることをとても愛しているけれども、追い詰められていた私は心を解放できる場所にいなかったの。決断せざるを得なかったわ、とても難しい決断、でも今はそれでより力強く、より賢明になれたと感じているわ。」とこれまでおよそ5年間新曲のリリースがなかった空白期間を振り返ります。

オーストラリア版『Voice』2012年4月初上陸

全米で大反響を呼んでいるリアリティ・オーディション/育成音楽番組『Voice』今月オーストラリアに初上陸、その審査員兼ヴォーカルトレーニング・コーチをキース・アーバン(Keith Urban)らと共に務めることになっているデルタ・グッドレムは「浮き沈みの日々だけれども、自由にいて、そして音楽を愛し、人生を愛する本来の自分に戻っているわ」「今はとても落ち着いているわ。もう一度自分に戻れた気がするわ」と確かめるようにインタビューで語ります。

※代表曲「Innocent Eyes」

オーストラリアのテレビを賑わした昼ドラ『Neighbours』から「Born To Try」「Innocent Eyes」と共に羽ばたき、およそ10年の時の経て降り立つ最強音楽番組『Voice』再びオーストラリア全土の脚光をあびることになるデルタ・グッドレム、「数々の過ちを犯してきたわ。それを正すことも、それに失敗することもあったわ。音楽においても、人生においても。でも今は、今までになく最も良い場所に自分がいるように心から感じているわ」。

セリーヌ・ディオン(Céline Dion)の36th最新アルバム『Taking Chances』、ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)の『Breakaway』等を手がけ、デルタ・グッドレムの前作3rdアルバム『デルタ』を手がけたことでも知られる米グラミー賞受賞、名プロデューサー、ジョン・シャンクス(John Shanks)が手がける新曲「Sitting on Top of the World」がリード・シングル曲となる最新4thアルバム(タイトル未定)は今年のリリースを予定とのこと。

ついに本格始動を始めたデルタ・グッドレム、日本でも2006年に阿部寛、松下奈緒主演映画『アジアンタムブルー』主題歌「FLAWED~埋まらないパズル」をきっかけに日本デビューを果たし、日本デビューアルバム『ノセント・アイズ』をリリースし初来日。JUJUとのコラボ曲披露のため来日している他、2010年4月にはアンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)の日本武道館コンサートでの共演のため再び来日しているデルタ・グッドレム、いつか初めての日本コンサート・ライブで「お帰り!」という日本人ファンの声が聞ける日が来ることを願ってやみませんが、およそ5年ぶりとなる新曲発表に待ちに待ち続けた海外ファンらの興奮は今もなお収まらないようです。

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