前作『Delta』よりおよそ5年、今年4月より放送開始されたオーストラリア初上陸音楽オーディション・育成番組『The Voice』シーズン1の審査員・トレーニングコーチを務め、オーストラリア国民のもとに戻ってきた豪国民的歌姫デルタ・グッドレム(Delta Goodrem)が、オーストラリア時間8月17日、前シングル曲「Sitting on Top of the World」に続く第2弾シングル曲「Dancing With A Broken Heart」のミュージック・ビデオをVEVOにて公開しました。
2003年のデルタ・グッドレムのシグネチャー・ナンバー「Innocent Eyes」の共同ソングライター、ヴィンス・ピズィンガ(Vince Pizzinga)と再びタッグを組み(»英文記事)、作詞作曲された「Dancing With A Broken Heart」は、失恋の痛心をエモーショナルに描いたハートブレイク・ソングとなっており、2007年11月に婚約し昨年4月に破局した元ウェストライフ(Westlife)の英シンガーソングライター、ブライアン・マックファーデン(Brian McFadden、アイルランドDJでモデルのVogue Williamsと来月挙式予定)との関係を彷彿させる内容であると豪・英メディアで報じられる等注目を集める一曲となっているようです。
(記事)”Is Delta Goodrem’s new single about Brian McFadden?” on New.com.au
(記事)”Delta Goodrem wishes Brian “all the best” with Vogue ” on The Sun
「ここ数年とても個人的な事情で、時間が必要だったの。まだ時間が必要かもしれないけど、でもその時間が必要で、ファンの方々は温かく見守ってくれていたわ」、米ロサンゼルスに拠点を移し、デイヴィッド・フォスター(David Foster)のもと、アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)や、マイケル・ボルトン(Michael Bolton)らと共にデュエットでアメリカでライブ・パフォーマンスを披露するなど、音楽活動を続けるも、前作『Delta』よりおよそ5年もの間アルバムをリリースすることのなかったデルタ・グッドレム。
(コーラス)
今夜私は過去を振り返ったりなんかしない
これは私の人生の時間
この星空の下で、
傷ついた心と共に踊りながら
炎で炎と戦う
その真実は偽りに
私はより高く、高く
傷ついた心と共に踊りながら
くしくもブライアン・マックファーデンとのデュエット曲「Almost Here」から「Mistake」な結末を迎えたデルタ・グッドレムですが、「今、人生が正しい道に戻ってきているわ」と明かす27歳の歌姫は、「ファンの方々にこれから継続的に音楽を届けることができると願っているわ」とその意欲を語ります。
オーストラリアチャート(ARIA chart)総合アルバムランキング第1位、米ビルボード「Top Heatseekers」第1位を記録した前作『Delta』に続く、ファン待望の4thアルバム『Child of the Universe』は、いよいよ今年10月にリリースされる予定(»豪大手オンラインストア「Sanity」にて予約開始)。
同アルバムには、ダフィー(Duffy)の英音楽プロデューサー、スティーヴ・ブッカー(Steve Booker)が手がける「When My Stars Come Out」をはじめ、自身にとってとても意味のある大切な曲であると話す「Touch」、ブライアン・マックファーデンとの破局後、昨年5月から今年2月までアメリカで交際していた米人気兄弟ホップ・ロックバンド、ジョナス・ブラザーズ(Jonas Brothers)のニック・ジョナス(Nick Jonas)と共同で作詞作曲した「Safe to Believe」他、「 I’m Not Ready」、「Dancing With a Broken Heart」に加え、亡くなった親友への思いを綴る「Wish You Were Here」が収録される予定。
(記事)”Delta raises her voice to critics” on New.com.au
また今年10月、11月には、シドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市で2009年「Believe Again Australian Tour」以来となるコンサート・ツアー「An Evening With The Delta Goodrem」を開催。
チケットが数分で完売したため、追加公演が発表されるなど(»英文記事)、変わらぬ圧倒的な国民的人気をみせている『The Voice』のコーチは、その教え子で、オーストラリアの盲目の新星歌姫レイチェル・リーアカー(Rachael Leahcar)を同ツアーのゲスト・スターに。
「La Vie en rose」(『Shooting Star』より)
生まれながら網膜色素変性症を患い、90%の視力を失いながら、仏エディット・ピアフ(Edith Piaf)の名曲「ばら色の人生」(La Vie en rose)をオーストラリア国民の涙を誘う歌唱力で披露した18歳のアデレードの歌姫は、初代覇者に輝くことはなかったものの、第3位という成績を収め、メジャー・レーベル「Universal Music Australia」よりデビューを実現し、先月デビュー・アルバム『Shooting Star』をリリース。
»「Coming Home Again」(『Shooting Star』より)
『The Voice』で披露した「La Vie en rose」、ジュディ・ガーランド(Judy Garland)の「Over the Rainbow」、チャールズ・チャップリン(Charlie Chaplin)「Smile」(»パフォーマンス動画)、自身作詞作曲による「Shooting Star」等の『The Voice』パフォーマンス曲に加え、ベット・ミドラー(Bette Midler)の名曲「The Rose」などのカバー曲が収録された同アルバムは、海外勢が圧倒的にチャートを支配するオーストラリアチャート(ARIA chart)総合アルバムランキングで第5位を記録し強い人気を見せているようです(»英文記事)。
再び歩み始めたデルタ・グッドレム、そしてその師のもと新たに歩みを始めるレイチェル・リーカー、オーストラリア全土から愛される二人の歌姫の今後の活躍に熱い注目が集まります。
初めまして
かなり前なのですが、デルタの記事を探してたらこちらに辿り着きました。
それからちょこちょこお邪魔させて貰い
新たなアーティスト発掘に活用させて頂いています。
いよいよデルタ復活なんですね~
10月アルバム出るとのことなのでとても楽しみです。
更新大変でしょうがこれからも頑張って下さい。