ビリー・アイリッシュ、新曲「Happier Than Ever」MV公開


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ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が、2021年7月30日にリリースした2ndアルバム『Happier Than Ever』のタイトル・トラックとなる新曲「Happier Than Ever」Apple Music, Spotify, Amazon)のミュージック・ビデオを今日公開した(現地時間2021年7月30日)。

「Happier Than Ever」についてビリー・アイリッシュは自身のSNSで「これまでの中で一番のお気に入りの曲とビデオだわ」。ウクレレの穏やかな音色から幕を開ける「Happier Than Ever」では、ヴィンテージな雰囲気を漂わせる柔らかなスモーキー・ヴォイスのジャジーな前半から一転。エネルギッシュなパンク・ロックのエモーショナルな後半で、その感情を激しくぶつけていく。「Happier Than Ever」の和訳はミュージック・ビデオの日本語字幕にて提供されている。

ダーク・ポップで一世を風靡したビリー・アイリッシュらしさを残しながらも、ジャンルと時代を超えたサウンドを完成させた「Happier Than Ever」は、これまで通りビリー・アイリッシュの兄フィニアス(Finneas / Finneas O’Connell)がプロデュースし、兄妹で書き上げた。レトロな電話で歌うミュージック・ビデオでは、優しい光に包まれたゴージャスな部屋に水が滴り始め、洪水が流れ込む後半でビリーは、その胸中を暗夜の豪雨に打たれながら叫ぶ。

「私が書いたりレコーディングしてきた曲の中で、”Happier Than Ever”はおそらく最もセラピーな曲だと思うわ」とSpotifyでビリー・アイリッシュ。「とにかく思いっきり叫んで、その後ほとんど声が出ないほどだった、それがどういうわけか私をとても満たしてくれたからだわ。ずっとこの叫びを外に出すのを望んでいたんだわ。それができて本当に良かった」。

その”Happier Than Ever”をタイトルにした2ndアルバムについて、ビリー・アイリッシュは自身のSNSで次のようにコメント。「私のセカンド・アルバムがついにリリースよ」、「私のこれまでの作品の中で、最も充実し最も満足のいくもので、深い意味のある経験になったわ。このアルバム作りはフィニアスと私にとって至福の時間だった」。「このアルバムの全ての曲を心から愛していて、これを世に出して誰かが聞くのを想像すると正直怖くて泣きそう。このアルバム作りを通して、私はたくさん成長し、そして自己実現や内省をすごく経験した。時を戻してもう一度このアルバム作りをしたいくらいだわ、人生で最高の夜の日々だったから」。「フィニアスへ、あなたのままでいてくれてありがとう。兄としてコラボレーターとして、あなた以上の人はいない。あなたは私の全て。あなたがいなかったらこのアルバムはできなかったわ」。「それはさておき、興奮と緊張でいっぱい。このアルバムは私の全て。どうか大切にしてね。もう信じられないわぁぁ」。

フィニアスの誕生日がリリース日となったニュー・アルバム『Happier Than Ever』には、これまでにリリースされているシングル「my future」、「Therefore I Am」、「Your Power」、「Lost Cause」含む全16曲を収録。グラミー賞でアルバム賞を受賞したデビュー・アルバムに続く本作はApple Music史上、最もプレアド(Pre-add / 事前予約)された作品となった。その日本盤CDは通常盤とデラックス盤を発売。デラックス盤にはポスター、ステッカー、日本限定キーホルダーが付属する豪華商品となっている。

また2021年9月3日(金)よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて、ディズニープラス オリジナル作品『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』(原題:Happier Than Ever: A Love Letter to Los Angeles)が独占配信される。本作では、世界的指揮者グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)とロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団を迎え、ビリーが新作『Happier Than Ever』全曲をLAのシンボリックな野外音楽堂ハリウッドボウルで披露。クラシックコンサートや歴史的アーティストのライブが行われてきたステージを舞台に、アニメーションを織り交ぜた夢のような映像で、ディズニーが新しいコンサート体験を届ける。視聴方法など詳細はディズニープラス公式サイトにて。



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