涙果てに、アリアナ・グランデ新曲「No Tears Left To Cry」MV公開


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アルバム『Sweetener』8月17日リリース(追記)

英マンチェスター自爆テロ事件後初となるアリアナ・グランデ(Ariana Grande)の新曲「No Tears Left To Cry」(ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ)がリリース、そのミュージック・ビデオが同日公開されました(現地時間4月19日)。同曲は、2016年アルバム『Dangerous Woman』に続く、通算4枚目となる最新スタジオアルバム(※追記、アルバム『Sweetener』8月17日リリース)のリード・シングル曲。

2017年5月27日、マンチェスター・アリーナで開催されたアリアナ・グランデ「Dangerous Woman Tour」ライブ・コンサート終了直後に起きた自爆テロによる爆発では、22人が死亡、100人が負傷(BBC)。犠牲者の大半がアリアナのファンら子どもたちとなった事件からまもなく1年。

天空の都市と地上が繋がるように描かれるシーンでその沈黙を破るミュージック・ビデオでは、ゴスペルを彷彿させるアリアナの神秘的な美しさを響かせるハーモニーのバラードから、「私は今、気持ちの中にいる/永遠のようにそこにいたい/流す涙は残っていないわ」。「Dangerous Woman」、「Into You」、「Side to Side」のヒットメーカー、スウェーデンのマックス・マーティン(Max Martin)を再びプロデューサーに迎え、「Problem」、「Into You」のイリア・サルマンザデ(Ilya Salmanzadeh)、そして「Break Free」、「One Last Time」のSavan Kotechaらスウェーデンのチームと共に、アリアナ・グランデが作詞作曲。

エモーショナルなヴォーカルから曲調を変え、軽快なミッドテンポのダンス・ビートのバースでポジティブな色彩帯びるヴァイブで舞うと、「たとえ何が、どこで、誰が、どうそれをしようとも/私たちはここにいる、楽しみながら」、「とめられない、とめられないわ、口を閉じて/だまって、もしそれがわからないのなら/でもあなたは今はわかってる/そうよね、babe, yeah」。

クリストファー・ノーランの交錯する世界観をも彷彿とさせるスペクタクルな映像には、ダークなトーンのスクリーンに絶え間なく移り変わる重力に身を委ね、「流す涙は残っていないわ/なら前を向いていこう/Oh、私と一緒についてきて」、「私は、愛して、生きて、前を向いていく」。

No Tears Left To Cry

マンチェスター爆破事件の犠牲者とその家族の支援のため、事件翌週の日曜(2017年6月4日)、マンチェスターに戻り開催したアリアナ・グランデのチャリティー・コンサート「One Love Manchester」では、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、コールドプレイ(Coldplay)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)らも駆けつけ、1000万ポンド(当時約14億円)を超える寄付金を集め、犠牲者らに寄付。

また先月(2018年3月24日)米ワシントンD.C.で開催された厳しい銃規制求める学生デモ行進「March for Our Lives」ではアルバム『Dangerous Woman』収録曲「Be Alright」を披露。「闘ってくれて本当にありがとう、変革のため、愛のため、安全のため、そして私たちの未来のために」。

チャリティー・コンサート「One Love Manchester」で披露し、リリースされたカバー曲「Somewhere Over the Rainbow」に続く、アリアナ・グランデ最新曲「No Tears Left To Cry」のアートワークには、涙を未来の希望に変えるように照らされたレインボー。彼女のマネージャーのスクーター・ブラウン(Scooter Braun)は今年1月、マンチェスター事件後何日も泣いていたというアリアナ・グランデについて「我々をそれを止めることができなかった。彼女は全てを感じていた、(死亡が)発表された一人一人の顔、一人一人の名前。彼女は感情を隠さずに表に出した。一つの感情も残さず、それがアリアナだ」(Big Questions With Cal Fussman)。

ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とシザ(SZA)「All the Stars」の米映像監督デイブ・マイヤーズ(Dave Meyers)が監督を務めるそのミュージック・ビデオではそうした姿を一切見せなかったアリアナ・グランデ。ラストシーンで川の畔で佇む24歳は、涙を過去に。天上を仰ぎ力強く放つその手からは、マンチェスターのシンボル、働き蜂が飛び立ちます。

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