ザ・ウィークエンド、EP『My Dear Melancholy,』全米ビルボード初登場第1位、3作連続全米首位


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先月30日(現地時間)にサプライズ・リリースしファンらを驚かせたカナダのR&Bシンガー・ソングライター、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)EP『My Dear Melancholy,』が、今週発表の全米ビルボード総合アルバム・チャート「Billboard 200」で初登場第1位を記録しました(※2018年4月14日付、Billboard)。

4月5日までに169,000同等アルバムセールス(以下「ユニット」)を記録し(※ニールセン・ミュージック調べ)、2015年の2ndアルバム『Beauty Behind the Madness』、2016年の3rdアルバム『Starboy』(209,000ユニット)に続いて、3作連続で全米首位を獲得します。

EP『My Dear Melancholy,』総計(169,000)の内訳としては、従来のアルバム・セールスが68,000セールス、全体の半数以上がストリーミングによるものとなっており、1億4080万ストリーミング数により94,000 SEAユニットを記録(※楽曲1,500ストリーミング=1アルバムで換算)。2018年のアルバムのストリーミング数としては、ミーゴス(Migos)『Culture II』(150,000 SEAユニット)、XXXTentacion『?』(106,000SEAユニット)に次いで、今年第3位の記録となっていることが報じられています。

実際に交際していたモデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)との失恋の傷心に触れるように描かれたリリックに、自身の初期のダークなサウンドを彷彿とさせる今回のEP『My Dear Melancholy,』。”親愛なる憂鬱へ”と題する本作では、セレーナ・ゴメスとの関係を描いたものとされているオープニング・トラック「Call Out My Name」が現在最も注目を集めており、今週の全米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」では、初登場第4位(※2018年4月14日付)。ザ・ウィークエンドの初登場記録としては自身最高の記録となり、同EP収録の6曲全てが「Hot 100」にランクインを果たします。

Call Out My Name

その「Call Out My Name」では、重苦しく暗澹たるサウンドに悲哀纏う幽美なエイベル・テスファイ(Abel Tesfaye)の歌声が過去の記憶に触れながら、「互いに惹かれ合い/俺は傷ついたお前を救い出し/お前は俺に安らぎを与えてくれた/しかしお前にほれたことは、俺の過ちだった」、「お前を最高にしてやった、最高に」、「その苦しい時、辛い時には/お前をしっかりと抱き寄せた」。

エイベル・テスファイと2017年1月に交際をはじめたセレーナ・ゴメスは、同年10月に破局。その翌月には元恋人ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)との復縁が報じられます(※2018年3月、ジャスティン・ビーバーとセレーナ・ゴメスは再び破局が報じられます)。2017年夏には、自己免疫疾患ループス(全身性エリテマトーデス/SLE)の治療のため、親友(Francia Raísa)から腎臓の提供を受けて、腎臓移植手術を行ったセレーナ・ゴメス。最も過酷な時期をエイベルと共にします。

I’m very aware some of my fans had noticed I was laying low for part of the summer and questioning why I wasn’t promoting my new music, which I was extremely proud of. So I found out I needed to get a kidney transplant due to my Lupus and was recovering. It was what I needed to do for my overall health. I honestly look forward to sharing with you, soon my journey through these past several months as I have always wanted to do with you. Until then I want to publicly thank my family and incredible team of doctors for everything they have done for me prior to and post-surgery. And finally, there aren’t words to describe how I can possibly thank my beautiful friend Francia Raisa. She gave me the ultimate gift and sacrifice by donating her kidney to me. I am incredibly blessed. I love you so much sis. Lupus continues to be very misunderstood but progress is being made. For more information regarding Lupus please go to the Lupus Research Alliance website: www.lupusresearch.org/ -by grace through faith

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俺の名を叫ぶんだ/お前にやさしくキスをするとき、俺の名を/お前にいてほしかった/お前が俺を必要としなくても、お前にとどまってほしかった」。「Call Out My Name」の2番では、胸の内を叫ぶように、「何とも思わないと言ったが、ウソだった/俺はお前の命のために自分の体を刻もうとした/俺はただの休憩所だったんだな/お前が自分の気持ちを整理するまでの/お前は俺の時間を無駄にした」。

そのリリックからファンらの間では、彼がセレーナ・ゴメスに腎臓の提供するつもりだったのでは、と憶測を呼ぶなか、ETが報じた関係者の話によると、「彼がセレーナに腎臓を提供する予定は実際になかった」、「確かに当時彼女の恋人で、生体腎移植のドナー検査を考えたかもしれないが、マッチするのは極めて稀であり、実際にそれに近いことは一度もなかった」。「セレーナは彼に頼むことは決してなかっただろう」、「一生の友達でさえ難しい決断だったのに、新しい恋人にはないと思う」、歌詞的な表現であったと語ります。

Billboard 200

今週の「Billboard 200」では、米ラッパー、リッチ・ザ・キッド(Rich The Kid)のデビュー・アルバム『The World Is Yours』が59,000ユニットにより初登場第2位。先週第2位だったXXXTentacionの『?』が第3位にランクダウンし、カントリー音楽コンペティション番組『Nashville Star』出身の米カントリー・スター、ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)の7thアルバム『Golden Hour』が初登場第4位。49,000ユニットの内、39,000が従来のアルバム・セールスとなっており、カントリー・アルバムとしてはルーク・ブライアン(Luke Bryan)『What Makes You Country』の2017年12月以来の高いランクインを果たします。

今週の「Billboard 200」のトップ10は以下の通り。映画『グレイテスト・ショーマン』(The Greatest Showman)のサントラが先週よりわずか3%ダウンで第5位と根強い人気をみせます。なお、ザ・ウィークエンドEP『My Dear Melancholy,』のCD版は今週13日にリリース予定です。

今週の「Billboard 200」トップ10
第1位 ザ・ウィークエンド/The Weeknd『My Dear Melancholy,』
第2位 リッチ・ザ・キッド/Rich The Kid『The World Is Yours』
第3位 XXXTentacion『?』
第4位 ケイシー・マスグレイヴス/Kacey Musgraves『Golden Hour』
第5位 サントラ『The Greatest Showman: Original Motion Picture Soundtrack』
第6位 サントラ『Black Panther: The Album』
第7位 ミーゴス/Migos『Culture II』
第8位 ポスト・マローン/Post Malone『Stoney』
第9位 エド・シーラン/Ed Sheeran『÷ (Divide)』
第10位 ロジック/Logic『Bobby Tarantino II』

Billboard 200、2018年4月14日付

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