オリヴィア・ロドリゴ、「brutal」MV公開


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オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)が今日(2021年8月24日)、デビュー・アルバム『SOUR』のオープニング・トラック「brutal」Apple Music, Spotify, Amazon)のミュージック・ビデオを公開した。

レトロなゲーム画面から始まる映像は、「good 4 u」のMVに続いてカナダ映像監督/写真家ペトラ・コリンズ(Petra Collins)が再び監督を務め、10代の苦悩を描く。「17歳はもううんざり」と歌うオリヴィア・ロドリゴは、多彩なファッション、ヘアースタイルで、バレリーナ、TVレポーター、CMモデル、女子高生、インスタライブのセレブなど様々な役に扮して登場。彼女が抱く思春期の苦悩と葛藤、怒りと不満をエネルギッシュなパンク・ロックでぶつけていく。

映像公開に際してオリヴィア・ロドリゴは自身のInstagramで「”brutal”のミュージック・ビデオが解禁よ!撮影は最高に楽しかったわ。ペトラ・コリンズにすごく感謝。彼は常に私をインスパイアし続け、本当に素晴らしい映像にしてくれたわ。皆がこの映像と私の10代の苦悩全てを気に入ってくれたら嬉しいわ(笑)🔪🔮🦋💜🌈」

「brutal」は『SOUR』の多く曲と同様に、ダン・ニグロ(Dan Nigro)プロデュースで彼と共にオリヴィア・ロドリゴが書いた。その特徴的なリフは、ダン・ニグロが90年代の楽曲のエネルギーからインスパイアされたものだという。そのギター・リフについて、エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)の「Pump It Up」(’78, YouTube)を盗作したのではないかと疑惑を呼んだが、そのエルヴィス・コステロは「私は全然に気にしていない」、「ロックンロールってそういうもんだろ」と擁護した(twitter)。

「brutal」はアルバムの中でもオリヴィアの特にお気に入りの曲の一つだと語る。同曲はアルバム作りの最後に書かれ、(意見が分かれたものの)『SOUR』の最高のイントロダクションだと考えた彼女の意向でファースト・トラックとなった。「苦悩に満ちた曲になっていると思うわ。私の怒り全てを歌っている」と今年5月のYouTubeオリジナル『RELEASED』で語った。

「brutal」はこれまでに米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」で初登場&最高第12位(※2021年6月5日付)を記録。2021年5月21日にリリースされたデビュー・アルバム『SOUR』は米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で初週、アルバム相当数95,000アルバム・ユニットを記録し(記事、※2021年6月5日付)、これまで2021年最高の週間記録を保持している。

オリヴィア・ロドリゴは現地時間2021年9月12日に開催される音楽アワード『2021 MTV Video Music Award』(MTV VMAs 2021)で年間ソング賞(「drivers license」)、年間アーティスト賞、最優秀新人賞、最優秀ポップ賞(「good 4 u」)を含む5部門でノミネートされており、授賞式で「good 4 u」のパフォーマンスを披露する予定となっている。



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