「What a Man Gotta Do」に続くジョナス・ブラザーズ(Jonas Brothers)の新曲「X」と「Five More Minutes」が5月15日に2曲同時リリースされた。ラテンの熱情を注ぐアップビートなダンス・ナンバー「X」では、2018年11月の第19回ラテン・グラミー賞で最優秀新人賞に輝き、昨年11月公開の「Tusa」のミュージック・ビデオで動画再生回数8億回を超えるなど、ラテン音楽シーンで注目を集める灼熱のレゲトン新星歌姫カロルG(Karol G)と初コラボ。
ジョナス・ブラザーズがラテンのアーティストとコラボするのは、セバスチャン・ヤトラ(Sebastián Yatra)、ダディー・ヤンキー(Daddy Yankee)、ナティ・ナターシャ(Natti Natasha)と昨年夏にコラボした「Runaway」以来、2曲目。「X」は、先月24日にAmazon Prime Videoで配信開始となったジョナス・ブラザーズのドキュメンタリー作品『ハピネスは続く:ジョナス・ブラザーズ コンサート』(原題:Happiness Continues: A Jonas Brothers Concert Film)のエンドクレジットで使用された。「X」のミュージック・ビデオは来週(現地時間5月18日)にも公開される予定となっている(※追記、「X」のミュージック・ビデオが公開)。
(プリ・コーラス)「Oh、彼女のムーブを見ながらそのリズムに迷い込む/彼女は眼差しで僕を手繰り寄せた/名前も知らないのに、彼女を求めている/彼女は言う、今夜は一人にさせないわ」(コーラス)「Ooh-ooh-ooh/キスをして、この部屋に昔の恋人がいるように/新しいことを恐れないで/うまくやれば、なれるのよ/Yeah、なれるわ/今夜、私を一人にさせない人に」
一方、ゆったりとしたロマンティックなバラード「Five More Minutes」は、今年1月に開催されたグラミー賞授賞式のライブ・パフォーマンスで初公開。(コーラス)「あと5分だけほしい/Baby、まだ愛し足りない/終わらせたくない、まだ僕たちは始まったばかり/あと5分だけほしい/Ooh yeah, ooh」いずれも5月11日にサプライズで発表されファン待望のリリースとなった。
ケビン・ジョナス(Kevin Jonas)は「Five More Minutes」について、「Five More Minutesは今ある僕たちの曲の中で一番のお気に入りの曲の一つだと思う。僕たちがグループで参加したライティング・キャンプで僕らの友人ら全員で書いた曲で、まさに最高の曲。心地よくて、素晴らしい曲だよ」(Insider)。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックのなか、「今僕たちが曲をリリースする理由を皆に知ってもらえたらと思う。僕たちは皆に新曲を届け、皆に音楽のある人生を楽しんでほしいから。それは多くの人々を一つにできるものであり、明るく前向きになれるもの」。「だから僕らが遠くから曲をリリースし続けることで、ファンの皆に元気とワクワクを届け、それぞれ前に進み続ける力になってくれたらと思っているよ」。
ジョナス・ブラザーズとカロルGは、明日放送のCBS『Graduate Together: America Honors The Class of 2020』(現地時間5月16日)で「X」のパフォーマンスを初披露する他、来週NBC『The Voice』シーズン18ファイナル(現地時間5月19日放送)で披露する予定。全米を熱狂させたジョナス・ブラザーズ約6年ぶりのコンサート・ツアー『Happiness Begins Tour』のライブ映像や舞台裏の秘蔵映像などを収めたドキュメンタリー『ハピネスは続く:ジョナス・ブラザーズ コンサート』は現在アマゾン・プライム・ビデオで独占配信中となっている。