新エコスミス第2弾「Future Me」幸せはきっとここから始まる、希望と家族愛溢れるMV公開


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未来の私へ。

「このミュージック・ビデオで一番良かったことは、家族と一緒にたくさんの時間が過ごせたことだわ。大好きな人と毎日会えるわけじゃないけど、このビデオのおかげで実現したの、そしてそれこそがとってもステキな物語を生み出してくれたわ」、デビューから4年が経ちすっかり大人の女性となった長女シドニー。

クール・キッズからドリーミー・ポップ(interview)の新サウンドとともに成長したバンドへ、来月29日に待望のリリースを迎えるエコスミス(Echosmith)の2nd最新アルバム『Inside a Dream』より、第2弾最新シングル曲「Future Me」ダウンロード版)が今週金曜日(現地時間8月19日)にリリースされ、そのミュージック・ビデオが同時公開されました。

「まだ出会ったことのない未来の私へ/後悔することもあると思う/あまりにも早く愛を諦めてしまったり/過去の自分の影ばかり追い駆けてしまったり」、「苦しいときもあるかもしれない/でも何かを感じることは悪いことなんかじゃない」

第一子を迎え、家庭の時間を優先させるためにギタリスト24歳長男ジェイミー(Jamie Sierota)が昨年11月に脱退。大黒柱を失い、「言葉を失ってしまったわ」というシドニー。幼い頃から11年間、南カリフォルニアでずっと一緒に音楽を共にしてきたシエロタ兄姉弟。

「自分にとって心引き裂かれる思いだったわ。バンドとしても苦しかったわ。ジェイミーなしにエコスミスってあり得るの?」(米ビルボード誌)、しかしその悲しみと困難を成長に変え、良き”サヨナラ”とともに、20歳長女シドニー(Sydney Sierota)、21歳次男ノア(Noah Sierota)、18歳三男グレアム(Graham Sierota)の3人組バンドが新たに再始動を切ります。

Future Me

Echosmith - Future Me

先月のリード・シングル曲「Goodbye」に続く最新曲「Future Me」のミュージック・ビデオには、ニューヨーク州北西部バッファローからシエロタ家のお婆ちゃんペギー(Peggy)に、ママのリンダ(Linda)、そして幼い頃のシドニーにそっくりだという米中西部カンザス州のいとこラシ(Laci)が集結。光閉ざす部屋にネオン・ライト照らす「Goodbye」とは対照的に、木漏れ日照らす鮮やかな緑と眩い光がスクリーンからこぼれます。

穏やかな時間が流れるロサンゼルスのテンプル・シティ・パークのベンチにはシドニーと、シエロタ家演じる未来、過去の”シドニー”。そっと手をとり一つになると、新たな一歩を踏み出していきます。

Echosmith - Future Me

Remember where you came from, where you are going, and who you want to be #FutureMe

「”Future Me”は、未来の自分へ伝えたいことを歌っているの、そして前もって決めるの、自分がどんな人間になりたいかということを。それをミュージック・ビデオの中で表現することは私たちにとってとても大切なことで、本当の家族と一緒に撮影することが一番の方法だったの」(YouTube)とシドニー。「それぞれの家族のメンバーが未来の私、あるいは過去の私を表現しているわ」、「それぞれの時期における叡智を映し出しながらね」。溢れる太陽の光と大自然の力を全身で感じながら、その思いを心に誓います。

今この瞬間、明日なりたい自分になる、その心の準備ができているわ/今、明日の自分になるの」(×リフレイン)

未来は、

Echosmith - Future Me

ドラムのビートが力強く鼓動を打ち、アップリフティングな新しいシンセのサウンドが希望の光と多幸感を呼ぶと、広大な大地の隅々まで広がる柔らかなシドニーのドリーミーな歌声が家族愛に支えられながら、時を越えて未来の自分に、そして私たちの心に語りかけていきます。

今この瞬間に/ためらっているものは何?/今この瞬間に/ためらっているものは何?/今この瞬間に/待っていてはダメだわ/今この瞬間に/なりたい明日の自分になるの、今この瞬間に

Spread Love, Spread Hope.

様々な困難が待ち受けているかもしれない未来、誰にも理解されない苦悩、今の自分にも理解できないものがその足を止めてしまうかもしれない。でも、もう一度、なりたい自分に歩き出すために――。

音楽プロデューサー兼マネージャーの父ジェフリー・ディヴィッド(Jeffery David Sierota)のもと、オルタナティヴ・ポップバンドとしてスピリチュアルな要素を出すことなく活動する一方、教会のリーダーでもある父に大きな影響を受け育ったエコスミス。揺れるアメリカ社会の中で、ポジティブなメッセージを送り続けます。「私たちは何か変化をもたらす力になるためにこの地球に生まれてきたと信じているわ」、「音楽はその車輪であり、私たちの目的は人々に希望をもたらすことだわ」。

Inside a Dream

ギタリストのジェイミーの脱退により変化を余儀なくされた新サウンド、そしてそれに込められる一貫して変わらぬ思い。「このアルバムの物語は、僕たちがまさに今生きているストーリーが綴られているんだ」(BWW)、そうノアが語る最新アルバム『Inside a Dream』はまもなく9月29日、待望のリリースを迎えます。

【追記】セカンドアルバム『Inside a Dream』を来年春に延期、代わって9月29日に同曲含む7曲収録EP『Inside a Dream』(ダウンロード版)リリースを現地時間9月12日に発表

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