キュートな小悪魔でアツくする、ベッキーG最新曲「Mayores」（ft. Bad Bunny）MV公開

今年3月より全米で一般劇場公開され、ハリウッド超大作映画として初めて自閉スペクトラム症、LGBT+のヒーローが描かれることでも話題となった映画『パワーレンジャー』（原題：Power Rangers）が、国内でもいよいよ先週土曜日より一般劇場公開。

新たな地球の危機に立ち向かうべく、偶然にも超人的なパワーを与えられた5人の普通の高校生たちがその秘めた力を目覚めさせる「変身」に苦心するなか、セクシャリティに悩むイエロー・レンジャー（トリニー）演じる米ポップ・スター、ベッキー・G（Becky G）が先週金曜日（現地時間7月14日）、スペイン語による最新シングル曲「Mayores」（iTunes）をリリース。

ラテン系のキュートなベッキー・Gが官能的誘惑で罠にかける小悪魔に「変身」したそのミュージック・ビデオが公開されました。

「私たちはこの曲を”炎”（fuego）って呼んでいるの」、「とってもセクシーで、雰囲気があって、巧みなリリック。言葉に多くの意味を含んでいて、そのヴァイブが大好きだわ。この曲を聞くと踊りたくなるわ」とBTSで愛らしい笑顔を見せる米カリフォルニア・イングルウッド出身のメキシコの血を継ぐ20歳。

「年上の人」を意味するタイトルの最新曲「Mayores」では、紳士的な年上の男性への熱情的な愛とその情炎を官能的に謳いあげる一方、コラボレーションした若きプエルトリコのラッパー、Bad Bunny（バッド・バニー）がその年上男性への対抗心を燃やしていきます。

Showerで浴びた注目から3年

2014年当時17歳、恋人への踊る恋心を謳ったアップビート・ナンバー「Shower」（ダウンロード版）が、全米ビルボード「Hot 100」最高第16位を記録し、自身最大のヒット曲に。アグレッシブなラップが光る少女から世界中の注目を浴びるポップ・スターへと導いたその代表曲「Shower」をはじめ、これまでリリースした「Can’t Stop Dancin’」（ダウンロード版）、「Lovin’ So Hard」（ダウンロード版）、「Break A Sweat」（ダウンロード版）とは対照的に、最新曲「Mayores」では、その大胆な官能のリリックとともに大人になった女性の新しい姿をみせるベッキー・G。

昨年6月にリリースした自身初のスペイン語曲「Sola」（ダウンロード版）を境に、「Mangú」、「Todo Cambio」とスペイン語曲を次々にリリース、その最新スペイン語曲「Mayores」のミュージック・ビデオでは、イノセントなイメージは過去のものに、セクシーな衣装に身を纏い、淫靡漂う仕草で年上の男性を誘惑しながらも、金品をしっかりと奪っていく悪女な役を演じます。

ルイス・フォンスィ（Luis Fonsi）とダディー・ヤンキー（Daddy Yankee）のスペイン語曲「Despacito」が未曾有のヒットを記録し、ラテン・ポップが盛り上がりをみせるなか、一度聞いたら頭から離れない中毒性のあるメロディと体が踊り出すラテンのヴァイブとともに、ラテン・マーケットで再起のターニングポイントとなるか、（長い間待たれている）そのデビュー・アルバムの発表にも期待が寄せられます。