ビービー・レクサ（Bebe Rexha）とドージャ・キャット（Doja Cat）がタッグを組んだ新曲「Baby I’m Jealous」（ダウンロード版, Spotify, Apple Music）が今日リリース（2020年10月9日）、そのミュージック・ビデオがまもなく公開される（日本時間2020年10月10日0:00 ※1:00に変更）。ビービー・レクサにとって2020年第1弾シングルとなる「Baby I’m Jealous」では、ソーシャルメディア時代の複雑な恋愛事情から、原始的な人間の本能を描く。
（イントロ）「ベイビー、ジェラシーを感じる／ジェラシーを感じるわ」（バース1）「キレイはメチャクチャ／だって不安であなたに愛されていないって感じる／自分以上の女の子だけでいい／あなたのタイムラインで、私を無価値にするには」、「これが私、葛藤女子／自分を愛している、こう感じるまでは」（コーラス）「ベイビー、ジェラシーを感じる／あなたのいいねの写真に／ベイビー、ジェラシーを感じる／明るい瞳の女の子に／ベイビー、ジェラシーを感じる／間違ってるってわかってる／でもジェラシーを感じる／ジェラシーなヒトだわ」
ビービー・レクサはETで「Baby I’m Jealous」の誕生はソーシャルメディアがきっかけだったと語り、「ソーシャルメディアは大好きでもあるし大嫌いでもあるわ」。「大好きな理由は、ファンと交流できるからだわ。でも見たくないものも見てしまう。イジワルなコメントだったり、抜け出せない穴にハマってガジェット警部のようになっていき、見たくないものを見てしまう、恋している時は特に」。以前交際していた人のSNSでの女性関係が気になったという。
「I’m a Mess」の31歳は「以前の交際で私はクレイジーな深入りカノジョになって、好きじゃないものを見ていたわ。恋愛でソーシャルメディアは厳しいわ。他の女の子たちのことを考えてしまい、ちょっと心配になる。いいねやメッセージやコメントだったり。”なんで？彼女にあって私にないものって？”、”この子と何してんのよ”って」。そんなジェラシーを歌にした「Baby I’m Jealous」には、あるメッセージが込められているという。
「心地よくしてくれる歌だけど、ちゃんとメッセージ性がある歌が私は大好きだわ。（焼きもちを焼く）こうした気持ちになるのって私だけじゃないと思う。この歌が特別なものは、”そうね、焼き餅を焼いちゃったわ”って思えること。私たち皆が焼き餅を焼く時がある、ジェラシーを感じるのは好きじゃないけど、これは人間の本質的な部分だわ」。そうしたものはジャケットや歴史を遡るミュージック・ビデオでも表現される。
「Say So」がバイラル・ヒットとなり全米初首位（記事）となった”Boss Bitch”とのコラボについてビービー・レクサは「彼女はとてもワクワクして一緒に作りたいって、とにかく彼女は一緒にいて楽しい人だわ」、「彼女とコラボができて本当によかった、この歌に彼女が注いでくれたものにすごくハッピーだわ。最高よ！」
ビービー・レクサにとって「Baby I’m Jealous」は、2019年公開映画『マレフィセント2』主題歌「You Can’t Stop the Girl」に続くシングル。2018年のデビュー・アルバム『Expectations』に続くセカンド・アルバム（タイトル、リリース日未発表）の先行曲とみられている。コラボでも引っ張りだことなっている「Mooo!」のドージャ・キャットは、これまでザ・ウィークエンド（The Weeknd）のリミックス「In Your Eyes」（2020年5月21日）、アン・マリー（Anne-Marie）の「To Be Young」（2020年7月17日）、Chloe x Halleのリミックス「Do It」（2020年9月4日）などでコラボしている。
