2011年米ビルボード年間総合アーティストチャート「2011 Top Artists」、年間総合アルバムランキング「2011 Billboard 200 Album」、年間総合シングル曲ランキング「2011 Hot 100 song」の主要3部門全てで女性アーティストとしては史上初めてNo.1を制覇した英歌姫アデル(Adele)、その桁外れの人気はどうやらカラオケでのランキングにも及んでいるようです。
英高級プライベート・カラオケ店「ラッキー・ヴォイス」(Lucky Voice)が展開するオンライン・カラオケ・サービスにおいて、昨年(2011年)最も歌われた曲ランキングが先週発表され、300万曲の中からアデルのヒット・バラードソング「Someone Like You」が全体の14%と圧倒的な人気を集めて第1位となったことが明らかになりました。
(記事)”Adele’s ‘Someone Like You’ most popular karaoke track” on Hearst Magazines UK, Digital Spy
次いで第2位には、アデルがカバーしたバージョンのボブ・ディラン(Bob Dylan)の「Make You Feel My Love」が、そして英オーディション番組『The X Factor』2010年シーズンファイナリストらが負傷した英軍兵士を支援するチャリティ「Help for Heroes」のためカバーしたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「Heroes」が第3位を記録。
また、英ボーイズ・バンドOne Directionのデビュー・シングル曲「What Makes You Beautiful」が第4位に、ジェシー・J(Jessie J)のヒット・ソング「Price Tag」が第5位となりました。
アデルのもう一つのシグネチャー・バラードソング「Rolling In The Deep 」は第7位を記録し、同調査によると、実に4人に1人がアデルの曲を選曲していることが明らかになりました。
主に英国を対象としたランキングのため、どことなく米国とは異なる選曲が目立つ模様。とはいえ、アデルがトップを飾った同ニュースは、「カラオケでも第1位」と米ビルボート、ローリングストーンのニュースサイトでも報じられる等、新記録を樹立し続けるアデルの関心の高さが伺えるものとなったようです。