4月26日にかけて謎めいたカウントダウンとティーザーを行ってきたテイラー・スウィフト（Taylor Swift）が今日その新曲「ME!」（ダウンロード版）をパステルカラーのカラフルなミュージック・ビデオとともにリリース。パニック！アット・ザ・ディスコ（Panic! at the Disco）のブレンドン・ユーリ（Brendon Urie）とコラボした待望のニューシングル「ME!」は前作『Reputation』（2017年11月）に続くテイラー・スウィフトの通算7枚目となる最新作のリード・シングル。『Reputation』時代とは一線を画す陽気で心弾むポップ・ソングでその新たな幕を開けました。
（イントロ）「断言するわ、あなたは絶対私のような人を見つけない」（バース1）「私が扱いにくい女だってわかってる／考える前に飛び込んでしまう／そしてあなたはどんな女性からもモテるような人／（そしてステキな子はたくさんいる）／電話で私、サイコだったってわかってる／つい余計なことをしてしまって／トラブルだらけ／（そしてステキな子はたくさんいる）」（プリ・コーラス）「でもそうしたものの中に、特別なものがある／様々な色でできた虹のように／Baby、恋人のことなら／断言する、あなたは絶対私のような人を見つけることはない」
（コーラス）「私は私だけ／Baby、それが私の面白いところ／あなたはあなただけ／Baby、それがあなたの面白いところ／そして誓うわ、誰も私のようにあなたを愛する人はいない」
4月13日からカウントダウンをはじめ、13日後に公開されたドリーミーで遊び心溢れるミュージック・ビデオはアリアナ・グランデ（Ariana Grande）「God Is a Woman」の映像監督デイブ・マイヤーズ（Dave Meyers）がテイラー・スウィフトと共同で監督を務め製作。その冒頭シーンではピンクの蛇が鮮やかな蝶の群れに姿を変えるシンボリックなシーンからフランス語での口論へ。（ブレンドン）「落ち着いてくれよ」（テイラー）「そんな態度じゃ話せないわ」（ブレンドン）「お前はヒステリックだぞ」（テイラー）「なんてこと言うの！娘たちの前で！娘たちの前で！」（娘たち）「ミャャー」（テイラー）「私は冷静よ！！」
セレブレーション・ムードのキャッチーな「ME!」はロード（Lorde）「Royals」のヒットメーカー、ジョエル・リトル（Joel Little）を音楽プロデューサーに迎え制作。米タイム誌が選ぶ今年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれその表紙を飾ったテイラー・スウィフト（記事）は今週火曜日（現地時間4月23日）、NYCで開催されたその祝賀式典「The TIME 100 Gala」で「Love Story」時代を彷彿とさせる淡いピンクと黄色のプリンセスなドレスで登場。「Style」、「Delicate」などの他「Love Story」のライブ・パフォーマンスを行い、カントリー・ポップのロマンティックなラブ・ストーリー時代への原点回帰も噂されるなか、現地時間4月25日、ナッシュビルでABCニュースキャスター、ロビン・ロバーツ（Robin Roberts）とのインタビューで「ME!」のリリースを発表しました。
そのインタビューでテイラー・スウィフトは「”ME!”は自分の個性を祝福することを歌った曲で、心から祝福し受け入れることを歌っているわ」、「ポップ・ソングにはメロディで人々の心を離さない力があり、人々が自分自身のことについて元気になるような曲にしたいわ」。同インタビュー前には、新曲のタイトルが刻まれたナッシュビルの巨大な蝶の壁画に現れたテイラー、駆けつけたファンらに「集まってくれたみんな、ありがとう、あなたたちのFBIレベルの捜査力をこれ以上に誇りに思うことはないわ」。
テイラー・スウィフトは自身のキャリアを築き上げたカントリーのレーベルBig Machine Label Groupとの契約終了に伴い、契約更新はせずRepublic Recordsへの移籍を昨年11月に発表。そのファースト・シングルとなる「ME!」のミュージック・ビデオには、自身の憧れでその影響を受けてきたカントリーのディクシー・チックス（Dixie Chicks）の肖像画も映し出されます。自身のルーツと新たな出発を自由に飛び回るテイラー・スウィフト、”High Hopes”と共に始動したテイラー・スウィフトはファンらに鼓舞されているといい、「彼らは信じられないほど気にかけてくれる」、「ちょっぴり隠したメッセージ、手がかり、ヒントをみんなが見つけてくれるかなって思いながらミュージック・ビデオを作っていて、それをますます楽しくさせてくれるわ」。なお「ME! feat. ブレンドン・ユーリー・オブ・パニック！アット・ザ・ディスコ」の歌詞対訳は日本公式サイトにて公開されています。
