サブリナ・カーペンター、アラン・ウォーカー「On My Way」新MVで神秘の古代遺跡に艶美の響き


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「人類が直立二足歩行を始めて以降、多くの文明が生まれ、栄え、滅んだ」、「それらが存在した証拠はゆっくりと砂と地球の層の下に埋められていった。考古学者らはそうした失われた文明を呼び起こす数多くのものを発掘してきた」、「そのなかには謎に包まれたまま我々を好奇心で傾倒させるものがある」(unbelievable-facts)。5月11日に20歳の誕生日を迎えたサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)アラン・ウォーカー(Alan Walker)との最新シングルでプエルトリコのレゲトン・スター、ファルーコ(Farruko)とコラボした新曲「On My Way」ダウンロード版)の本人出演版ミュージック・ビデオが日本時間5月11日に公開。

歴史に隠された暗号を読み解き巨大遺跡へ導くオリジナルの「On My Way」ミュージック・ビデオ(記事)は既に1億回を記録。その一ヶ月前の物語を映す映像では、高度な文明を示唆する古代遺物を手がかりに模索する考古学の女子大生の姿を描きます。

(バース1)「ごめんなさい、でも話したくないわ/行く前にちょっとだけ時間を頂戴/気にしないで/ブラインドを閉めるわ、彼らが私の涙を見る必要なんてない/たとえ彼らが理解しても/彼らは理解しない」(プリ・コーラス)「それが済んだら/私は全てを注ぐ、世界を救う心構えができているわ/私は苦難を受け入れる/それを私のビッチにしよう、誰からも好かれる女にはなれない」(コーラス)「狙いを定め撃ち放て/こんなにも目を覚ましたことはない/そうよ、自分を守れるのは私だけ/今向かっているところよ/ブラッドムーンが昇る/目に燃ゆる炎/そうよ、自分を守れるのは私だけ/今向かっているところよ」

神秘的な古代巨石遺跡に美しい歌声を響かせるサブリナ・カーペンターのエキゾチックな眼差しをとらえたオルタネート・ミュージック・ビデオの監督には、今年3月公開のオリジナル版を手がけたクリスティアン・バーグ(Kristian Berg)に代わって、ソフィア・カーソン(Sofia Carson)とコラボした「Different World」バーティカル・ビデオ(動画)のノルウェー映像監督Alexander Zarate Frezら。同ミュージック・ビデオに登場している記事は実際に存在するもので、記事『謎に包まれた10の古代遺物』(unbelievable-facts)、『先史時代に高度な文明が存在したことを示唆する17の古代遺物』(The Epoch Times)では、不可解な高度文明社会を垣間見せる古代遺物の一部を紹介。後者の記事では約20万年前(通説)に誕生した現生人類ホモ・サピエンスの歴史のなかで、今日の機械的な発明品の多くはわずか数百年前の産業革命のあたりで発展し始めたものに過ぎないと言及します。

『Different World』から新たに始動したアラン・ウォーカーは「”On My Way”は始まりに過ぎない。今年遅くにもう一曲リリースを予定しているよ」(Be The One)。一方サブリナ・カーペンターは、最新作『Singular: Act II』について「もうすぐリリースよ」(BBMAs 2019)、今月3日にはその収録曲で重圧からの解放を描く新曲「Exhale」をリリース。同曲について「聞いてもらえるのにすごくワクワクしているわ。この歌は私にとっておそらく最もパーソナルな曲だと思うわ、だからワクワクしてる」、恋というよりは「私の人生」を歌ったものだといい、「おそらく私が普段見せない部分で、それこそ音楽の理由だと思う。癒す力のあるものだわ、でもAct IIでは様々なサウンドの曲集になっていて、楽しみにしているわ」。

アラン・ウォーカーとサブリナ・カーペンターは2019年8月16日(金)〜18日(日)に開催されるSUMMER SONIC 2019(サマーソニック 2019)でそれぞれ来日公演を予定。チケット情報など詳しくはサマソニ公式サイトをご覧ください。

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