オリヴィア・ロドリゴ、新曲「good 4 u」パフォーマンスをSNLで初披露


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オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)が現地時間2021年5月15日、NBC名物深夜バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』(原題:Saturday Night Live)シーズン46第19話の音楽ゲストとして初出演し、前日にリリースしたばかりの新曲「good 4 u」のライブ・パフォーマンスを初披露した。「good 4 u」はデビュー・アルバム『SOUR』からの先行シングルで、米ビルボード「Hot 100」で8週連続首位となった「drivers license」、最高第8位の「deja vu」に続くサード・シングルとなっている。

オリヴィアの「大好きなポップ・パンク・バンドからインスパイアされた」という「good 4 u」は、「drivers license」、「deja vu」に続いて失恋をテーマにしながら、「超”鬱憤”ソング」(super angsty song)と自ら語る皮肉たっぷりのポップ・パンク。リリースに併せて公開されたミュージック・ビデオは、カーリー・レイ・ジェプセン(Carly Rae Jepsen)の「Boy Problems」の映像を手がけたカナダ映像監督/写真家ペトラ・コリンズ(Petra Collins)が監督を務め、チアリーダーの高校生を演じるオリヴィア・ロドリゴが元恋人に復讐する。和訳は公式ミュージック・ビデオにて提供されている。

アレクサンダー23(Alexander 23)と「drivers license」、「deja vu」のプロデューサー/コー・ライター、ダン・ニグロ(Dan Nigro)が共同プロデュースの「good 4 u」は、ダン・ニグロとオリヴィア・ロドリゴがコー・ライト。これまでのサウンドから一転、2000年代のポップ・パンク/ポップ・ロックから色濃く影響を受け、パラモア(Paramore)の「Misery Business」(MV / YouTube)が”デジャブ”する懐かしくアグレッシブなサウンドで元恋人へストレートに「くたばれ」と怒りをぶつけ、ディズニー・スターのイメージを覆す。

同曲についてオリヴィア・ロドリゴはニュースレターで、「このアルバムの中で最も好きな曲の一つだわ。みんなが気に入ってくれたらと願っているわ」。「最高なミュージック・ビデオ」という映像について「私の友人、ペトラ・コリンズが監督をしてくれたビデオよ。私たちが大好きなアイコニックなフェミニストのホラー映画にオマージュを捧げたかったわ」とオリヴィア・ロドリゴ。

そのミュージック・ビデオでは赤く目を光らせ湖で泳ぐラストシーンなど、2009年に公開されたミーガン・フォックス主演の学園ホラーコメディ映画『ジェニファーズ・ボディ』(原題:Jennifer’s Body)を彷彿させるシーンが登場。『ジェニファーズ・ボディ』では悪魔に憑依され男子生徒を惨殺していくことで美貌を増していく女子高生ジェニファーと、その真相を知った親友ニーディの葛藤と戦いを描く。古典的なホラー映画の殺人鬼と被害者のジェンダーをひっくり返した異色の作品で、よりセクシーに凶暴になっていく学校一の美女がイケメンの男子生徒を甘く誘惑し次々に惨殺していく。

『サタデー・ナイト・ライブ』では、2021年版失恋ポップ・パンクの前にオリヴィア・ロドリゴは世界的ヒット「drivers license」を披露。オリヴィア・ロドリゴのデビュー・アルバム『SOUR』は、Geffen Recordsより2021年5月21日にリリースされる。

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