オリヴィア・ロドリゴ、新曲「deja vu」リリース&MV公開


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Disney+オリジナル作品『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル:ザ・シリーズ』(原題:High School Musical: The Musical: The Series)の女優/シンガー・ソングライター、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)新曲「deja vu」ダウンロード版, 各ストリーミング)が今日リリースされ、ミュージック・ビデオが併せて公開された(現地時間2021年4月1日)。

同曲は、米ビルボード「Hot 100」で8週連続首位(記事)の記録的ヒットとなった「drivers license」に続くシングルで、デビュー・アルバムの先行シングルとなっている。

「deja vu」は「drivers license」に続いてDan Nigroがプロデュースし、オリヴィア・ロドリゴとコー・ライト。元恋人との甘い思い出を振り返りながら、元恋人にできた新しいガールフレンドへの複雑な感情をホンネの歌詞と歪んでいくサイケデリックなサウンドで歌にする。

カリフォルニア州マリブの海岸沿いをオリヴィア・ロドリゴがドライブするシーンから幕を開けるミュージック・ビデオの監督には、マギー・リンデマン(Maggie Lindemann)の「Obsessed」の映像を手がけた米映像監督アリー・アヴィタル(Allie Avital)。2020年公開映画『17歳の瞳に映る世界』(原題:Never Rarely Sometimes Always)の米女優タリア・ライダー(Talia Ryder)を元カレの新恋人に迎え、オリヴィア・ロドリゴとタリア・ライダーが重なっていく幻惑的な錯綜の世界をレトロなタッチで描き、冒頭シーンがタリア・ライダーに入れ替わるドライブ・シーンで終える。

同曲についてオリヴィア・ロドリゴはコメントで「デジャブの概念にずっと魅了されてきました。失恋後の複雑な感情を歌う曲にそれを取り入れたら面白いんじゃないかと思いました」。「昨年の秋に”deja vu”を書き始めレコーディングしました。これまでとは違うメロディとサウンドのテクスチャーを作るのは、すごく楽しかったです」。

またApple Musicのゼイン・ロウ(Zane Lowe)とのインタビューでオリヴィア・ロドリゴは「drivers license」の1ヶ月後に書いたという「deja vu」のコンセプトについて次のように語っている。「私はデジャブの概念に夢中で、とても大好きです。いつもデジャブを見るからです」、「だから失恋して元恋人に新恋人ができた時、そして自分がいた人生を生きる彼らを見る時、そうした時に生じるとても普遍的なことのメタファーとして、デジャブの言葉を使ったら面白いんじゃないかと思ったのです」、「誰も経験するごく普通のことだと思うけど、あまり話したりしないことだと思います」。

また「deja vu」をセカンド・シングルにしたことについて、オリヴィア・ロドリゴは「drivers license」とは異なる曲調の歌にしたかったと振り返る。「私や私のチームにとって、”drivers license”の後にまたバラードをリリースしないことはとても大切なことでした」、「ソングライターとしての多彩さを示すことを私たちは望みました。私はあらゆるタイプの音楽が大好きで、あらゆるタイプの音楽の曲作りをしています。ですので私たちは”deja vu”をセカンド・シングルに選びました」。

今年1月にリリースされた「drivers license」は3月25日までに世界ストリーミング10億3,300万回を記録し(※MRC Data)、2021年にリリースされた曲としては10億回超を記録した初の曲となった(Billboard)。「drivers license」をリード・シングルにしたデビュー・アルバムはGeffen Records/Interscope Recordsより、2021年5月21日のリリースを予定。タイトル、アルバムジャケット、トラックリストは後日発表される。

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