キャリー・アンダーウッド、凄すぎる歌唱力で感動の賛美歌熱唱!


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米国時間先月4日、米ラスベガスMGMグランドにて、米カントリー界を代表する選ばれし8人の女性アーティストによるACM主催豪華スペシャル・ライブ『ガールズ・ナイト・アウト:スーパースター・ウーマン・オブカントリー』(”Girls’ Night Out: Superstar Women of Country“)が開催。その模様が米CBSチャンネルで先月22日にて放送されましたが、上記動画は、その栄誉ある8人の一人に選ばれたキャリー・アンダーウッドによる賛美歌How Great Thou Art」パフォーマンス映像です。

放送後大きく反響を呼んだキャリー・アンダーウッドのパフォーマンスは、その動画が米YouTube動画再生数総合ランキング第3位(※日別ランキング、2011年4月24日時点)にまで急浮上した他、CCMコンピレーション・アルバム『How Great Thou Art: Gospel Favorites Live from the Grand Ole Opry』に収録されたキャリー・アンダーウッドらよる同曲が米iTunes「クリスチャン&ゴスペル」部門楽曲ランキングで第1位を記録。

静かに歌い始めるキャリー・アンダーウッドの心に沁みる表現力に聞き入る観客ですが、後半にかけて徐々に静謐ながら荘厳に力強くなっていくと、カントリー界を代表するアーティストらをはじめ観客も次々にスタンディングオベーション、カントリー母娘デュオグループ、ジャッズ(The Judds)のナオミ・ジャッズが思わず涙を浮かべている姿も。

この曲”How Great Thou Art“(「輝く日を仰ぐとき」、聖歌480番)は、偉大なる大自然・宇宙を創造した大いなる神を賛美する賛美歌で、スウェーデンの詩人で牧師のカール・ボバーグ(Carl Gustav Boberg)による詩が原作。彼はスウェーデン南東部海岸のモンテステロスの美しい田舎を訪問した際、突然の恐ろしい雷雨に見舞われますが、その嵐が過ぎると、太陽が穏やかに照り輝き、森からは美しい小鳥の平和なさえずりが聞こえ、目の前には美しい大自然が広がります。それに心を打たれ、思わず大地にひざまずき神を賛美し詠ったのがこの曲の原作とされています。

この曲は、「アメイジング・グレイス」(Amazing Grace)と並んで米国でも広く知られている有名な賛美歌ということもあり、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)やカントリー界の大御所ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)、カントリー界のセリーヌ・ディオン的歌姫マルティナ・マクブライド(Martina McBride)からもカバーされています。

それぞれ異なった魅力がありますが、キャリー・アンダーウッドが今回披露したパフォーマンスはハンパないですね…。力強い歌唱力は勿論、泣かせる表現力には思わず心を打たれます。

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