カミラ・カベロ、新曲「Don’t Go Yet」で発進 新作アルバム『Familia』第1弾先行曲


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カミラ・カベロ(Camila Cabello)が今日(2021年7月23日)、新曲「Don’t Go Yet」Apple Music, Spotify, Amazon)をリリースし、ミュージック・ビデオを併せて公開した。カミラ・カベロ単独のシングルとしては、2ndアルバム『Romance』(2019)以来。英語とスペイン語のバイリンガル・ソングとなる「Don’t Go Yet」は、通算3作目のニュー・アルバム『Familia』(※リリース日未発表)からの第1弾先行シングルとなっている。

「Don’t Go Yet」は、スペインやアフリカなど多様な音楽要素と文化が融合して生まれた伝統的なキューバ音楽からインスパイア。自身のルーツであるリズミカルで情熱的なラテンの伝統音楽に、モダンなフレーバーをブレンドした同曲では、ようやく会えたのに飛行機の時間で帰ろうとする人に「もうちょっと一緒にいて」と全力でお願いする。エネルギーに満ちた南国の熱情を注ぐサマーソングで、ハートも体もがっちり離さない。

Philippa PriceとPilar Zetaが共同監督のミュージック・ビデオでは、カミラ・カベロがクラシックカーで丘の上の家に向かうシーンから幕を開け、一風変わった家族や友人らと共にディナーやダンスを楽しむ。その「ファミリー」と「食事」は、新作アルバム『Familia』(”家族”の意)の原点になっている。アルバム作りは1年前、新型コロナウイルスのパンデミックのなか、自身のベッドルームの「仮設スタジオ」で始まり、そのテーマもサウンドも、ロックダウンのなかでより深まった家族の絆から大きな影響を受けているという。

【追記】カミラ・カベロは自身のSNSで、ミュージック・ビデオ冒頭のラジオは自身の祖父の声であると明かした。またこのミュージック・ビデオには、自身の父、妹、いとこが出演。キューバ系メキシコ人の大家族の中で育ったカミラ・カベロはYouTubeオリジナル『RELEASED』(YouTube)で、「新年やクリスマスのパーティで、家族みんなで夕食を食べて、その後、安っぽいミラーボールに光を照らして、突然リビングがダンスフロアになる。それは私の家では普通のことだったわ」。「そうした雰囲気を出したかったわ」とミュージック・ビデオについて語っている。

カミラ・カベロは自身のSNSで次のようにコメントしている。「このアルバムは、2つのことからインスパイアされたわ。それはfamilyと食事よ。血縁関係の家族だけでなく、あなたにとってのファミリーもよ。ディナーのテーブルで一緒に座りたい人、ワインで酔い、リビングで一緒に踊りたい人だわ」。そして自身のInstgramで、familyと食事について「それらは私にとって、生きていることへの感謝の気持ちを感じる瞬間だわ。共同体としての喜び、真の繊細さ、そして人との絆を感じさせてくれる瞬間。一緒に作った料理は魂を満たしてくれる瞬間だわ。笑いや会話、心理的な親密さもまた、私たちの魂を満たしてくれる」。「皆さんがこの曲を楽しんでくれたらと願っているわ。そしてあなたとあなたのファミリーが、ワインを楽しみながらキッチンでダンスパーティーしちゃう歌になってくれたらと願っているわ」。

 

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