北欧の妖精17歳アマンダ・メイヤー(Amanda Mair)全米デビュー、デビュー曲含む全3曲無料配信中


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アマンダ・メイヤー(Amanda Mair)スウェーデン公式サイト

ABBA、エイス・オブ・ベイス(Ace of Base)、リッキ・リー(Lykke Li)等世界的スターを生み出した北欧の魅惑の国スウェーデンから、瑞々しく透明感溢れる麗しい歌声で神秘的な幻想的世界に誘う17歳の妖精アマンダ・メイヤー(Amanda Mair、1994年6月14日)が北欧を代表するレーベルよりついに全米デビュー、その全米テビュー・アルバム『Amanda Mairが再来月米国時間6月5日にリリースされます。

昨年6月8日、今も愛する恋人への想いを綴ったデビュー・シングル曲「House」で、クラブ8(Club 8)のレーベルで北欧を代表するラブラドール・レコーズ(Labrador Records)より本国スウェーデンでデビューを果たし、スウェーデンの音楽情報誌「Poplight」では「2011年のベストソングの一曲」称賛される等、音楽批評家らから非常に高い評価を得ているスウェーデン・リディンゲ出身の少女は、マイスペース(my space)やYouTube、またデモテープがそのデビューのきっかけになったわけではなかったようです。

アマンダ・メイヤー(Amanda Mair)インタビュー on Londonist

2008年にベーカリーを営む母親が祖母らにアマンダの歌声を聞かせたいと母親から勧められ、知り合いを通じて出会った元クラブ8ドラマーでストックホルムにレコーディング・スタジオを持つトム・シュテッフェンゼン(Tom Steffensen)の協力のもと初めてレコーディングを体験、「ハレルヤ」、「Your Song」、レジーナ・スペクターの「Samson」のカバー曲は、(母親の隠れたミッションがあったわけではなく、リアルに)祖母のもとに送られ、家族の外に出ることはなかったようです。

アマンダ・メイヤー(Amanda Mair)インタビュー on The Line Of Best Fit

しかしそれから3年後、トム・シュテッフェンゼンから突然電話があり、スウェディッシュ・ポップ界を代表するバンドクラブ8の中心人物で、ラブラドール・レコーズのオーナー、「最新のスウェーデンポップを世界に発信するパイオニア」と日本でも知名度のあるヨハン・アンゲルガルド(Johan Angergård)にアマンダ・メイヤーのカバー曲を聞かせたところ、ぜひもっと歌を聞かせてほしいとのことが告げられ、2010年冬、当時15歳という若さで、北欧を代表するレーベル、ラブラドール・レコーズとレコード契約を実現、(結果的に)「ほんとママに感謝」のデビューとなったようです。

8歳の頃から、歌とピアノの練習をはじめピアノ弾き語りで(年齢制限のため)母親同伴でナイトクラブで演奏してきた少女は、昨年6月に「House」でスウェーデン・デビュー(※2011年6月8日)、また同時に米iTunesでもデビュー曲をリリース(※2011年6月5日)。

2011年10月には自身が最も共感するという2ndシングル曲「Doubt」を、今年4月には3rdシングル曲「Sense」をリリースし、自身初めてとなるミュージック・ビデオ「Sense」を公開しました。

昨年米ワシントン・ポスト誌でそのデビュー曲で「ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の素晴らしく大人びたデビュー曲よりも、よりケイト・ブッシュらしい」と称賛を受けたアマンダ・メイヤー、しかし彼女はミュージック・ビデオ「Sense」の中で、「ケイト・ブッシュって誰?」「スパイス・ガールズの方が好きだわ」と書かれたパネルを手に「意味有りげ」なメッセージを残しているようです。

Amanda Mair: “House”
The 16 (yes, 16)-year-old Mair sounds more like Kate Bush than Kate Bush does on her gorgeous, grown-up debut track.

(記事)”Amanda Mair: ‘House’” on The Washington Post

これらの「House」、「Doubt」、「Sense」の3曲全てのシングル曲は現在公式サイト及びサウンドクラウドにて無料で配信中

※右上ボタン「Download」よりダウンロードすることができます。

北欧ギター・ロックを代表するバンド、ザ・マリー・オネッツ(The Mary Onettes)のフィリップ・エクストローム(Philip Ekström)が手がけ、フィリップ・エクストロームがヨハン・アンゲルガルドらと共に作詞作曲、北欧を代表するレーベルが満を持して世界に送り出すセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『Amanda Mairは、全米・全英で再来月6月5日にリリースされる予定です(※なお本国スウェーデンでは今年2月15日にリリース)。


1. Said and done
2. Doubt
3. House
4. Sense
5. Skinnarviksberget
6. Before
7. It’s gonna be long
8. What do you want
9. You’ve been here before
10. Leaving early

(参考)”Amanda Mair” on Guardian News
(参考)”Amanda Mair – Biography” on LetsSingIt
(参考)”Artist In the Wings – Amanda Mair” on About.com Top40/Pop

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