テイラー・スウィフト最新曲「Call It What You Want」公開、最新アルバム『レピュテーション』第4弾


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"抗争"劇×愛

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)最新アルバム『Reputation』レピュテーション)リリースまであと1週間。前作『1989』よりおよそ3年ぶり、今年最大の話題作の一つともなるアルバムリリースを前に、同アルバム第4弾となる最新シングル曲「Call It What You Want」ダウンロード版)が今日(現地時間11月3日金曜日深夜)公開されました。

リード・シングル曲「Look What You Made Me Do」(ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ〜私にこんなマネ、させるなんて)とは対照的に、ミッドテンポの穏やかバラードで始まる「Call It What You Want」。

激情の愛を描くウィリアム・シェイクスピア悲劇の戯曲『ロミオとジュリエット』をハッピーエンドにしたというカントリー時代の代表曲「Love Story」(2008年)など、深い愛を繊細なタッチで描く「オールド・テイラー」を彷彿とさせる一方、最新アルバム『Reputation』で一貫して新たな流れる重厚なエレクトロニック・サウンドを背景に、”レピュテーション”な歌詞を覗かせます。

私のお城は、一夜にして落城したわ/銃撃戦に、私はナイフ/彼らは王座に就いたわ、でも大丈夫/全ての嘘つき者は私を嘘つきという/誰も私の言葉を信じなかったわ/今は元気にやってる、これまで以上にね」、「だって…」。「Look What You Made Me Do」の銃口、「…Ready for It」の闇テイラーを思い起こさせるなか、しかし「Call It What You Want」のコーラスでは、すべてを乗り越えさせてくれた人へ、その深い思いへと導きます。

カレ(My baby)はまるでジェット気流のよう/どんなものよりも高く/まるで初めて知るように私を愛してくれる/だから、何とでも言って、yeah/何とでも言って

14曲目

15曲収録の最新アルバム『Reputation』の14曲目に収録。オープニング・トラック「…Ready for It」を「起」に、「Look What You Made Me Do」で「承」に、そしてクロージング・トラックの前曲となる「Call It What You Want」では、白い吐息にその愛を囁きます。

ネックレスに彼のイニシャルを刻みたいわ/首の周りのチェーンに/カレのものだからってわけじゃなくって/カレが私の事、ずっとよく知ってくれるから/それは彼らが知っている以上のことよ」、「12月終わりの頃思い出す/息をこらしながら/ゆっくりと、私はこう言ったわ/”私を救う必要なんか、ないんだよ”って/”でも私と一緒に逃げない?”/イエス(私と一緒に逃げない?)

ロミオとジュリエット

同曲を聞いたファンらからは、「Love Story」の歌詞と繋がるとした上で、両者の違い(2008:”Romeo, save me”、2017:”You don’t need to save me”、twitter)を指摘する声も。「この街から逃げましょ」、「ロミオ、私を救って/…/この愛に壁があっても、この気持ちは本物だわ/恐れないで、何とか乗り越えようよ/ラブストーリーだわ、お願い、イエスと言って」。

なお「ネックレス」の原文は、「chain round my neck」。ふとギャングや某ラッパーが頭をよぎるなか、来週10日、いよいよ最新アルバム『Reputation』レピュテーション)のリリースを迎えます。

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