今もまだ思い続けるかつての恋人、女性はその結婚の知らせを耳にする…。英国が誇るグラミー賞受賞現22歳の歌姫アデル(Adele)がかつて2年の月日を共にした忘れられぬ男性への想いを美しくも切ないピアノの旋律にのせて謳う「Someone Like You」のミュージック・ビデオが英国時間9月29日に公開されました。
19を超える全世界各国で第1位を記録、米ビルボード総合アルバムランキング「Billboard 200」で初登場第1位を記録し(※トータル12週第1位)、英チャート総合アルバムランキングで11週連続(※トータル18週第1位)第1位を記録しギネスに登録された2ndアルバム『21』(2011.1)から「Rolling in the Deep」に続きリリースされた純ピアノ・バラードソング「Someone Like You」のミュージック・ビデオでは、寂寥感漂うパリの街を一人悲しみに歩くアデルの姿がモノトーンで映し出されています。
アメリカのグラミー賞にあたるイギリス最大の音楽の祭典ブリット・アワード(Brit Awards)2011で披露した「Someone Like You」のエモーショナルなパフォーマンスが瞬く間に話題となり、世界各国のチャートを独占、英総合シングル曲ランキング第1位を記録し、さらに同アルバムリード・シングル曲「Rolling in the Deep」と共に米ビルボード総合シングル曲ランキング「Hot 100」で第1位を記録、これによりアデルは、ビルボードの歴史上、同一アルバムのシングル2曲で「Hot 100」でトップチャートを記録した至上初のソロ・英アーティストとなりました。
「Rolling in the Deep」とは異なる心深く純真で繊細な側面が映し出される「Someone Like You」、「Rolling in the Deep」よりもディープでエモーショナルなアデルの寂寥感と哀愁が静かに涙を誘います。
ライブ・バージョンはより一層心訴えるものがあるかもしれません。