アレックス・ウォーレン、バイラルヒットのラブソング「Ordinary」米ビルボード世界チャートで初首位を獲得


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ホームレス、車中生活からインフルエンサー、ポップ界の次なるスターへ

「2025年注目のアーティスト」にAmazon MusicやTIDALで選ばれ、現在世界的にバイラル・ヒットとなっている米カリフォルニア州出身の24歳シンガーソングライター、アレックス・ウォーレン(Alex Warren)の新曲「Ordinary」が今週の米ビルボード週間グローバル・ソング・チャート「Billboard グローバル 200」(Billboard Global 200)で初首位を獲得した(※2025年5月10日付 / Billboard)。前週まで通算18週首位で今年最多の首位記録を更新していたレディー・ガガ(Lady Gaga)とブルーノ・マーズ(Bruno Mars)の「Die With a Smile」を第2位に抑えて、ウォーレンはこのチャートで自身初の首位となった。

2025年2月7日にアトランティック・レコードからリリースされたアレックス・ウォーレンの最新シングル「Ordinary」は、人生を特別なものにしてくれる人を愛する気持ちを歌った力強くロマンチックなラブソング。昨年の結婚後に妻クヴル・アノン(Kouvr Annon)のために書いた曲で、カトリック教徒として育ったウォーレンは宗教的な詞を織り交ぜ信仰と愛を重ねながら、高揚感のあるゴスペル調のサウンドのレイヤーを加えた躍動感あふれるメロディーと深みのあるエモーショナルな歌声で、愛がもたらす情熱と安らぎ、陶酔感・恍惚感と崇高性を歌う。

「Ordinary」の歌詞和訳は、5月8日にワーナーミュージック・ジャパン公式YouTubeチャンネルにてミュージック・ビデオとともに公開された。「Ordinary」のリリース1か月前、ウォーレンはTikTokで「Ordinary」の予告を公開した際に、「恋に落ちるってこういう感じ」とキャプションを添えた。

ありふれた日常を特別なものにする愛の本質を捉えた「Ordinary」は世界中の人の心を捉え、4月25日から5月1日までの期間に、全世界でストリーミング再生回数8,250万回、売上数6,000を記録し、「グローバル 200」で首位を獲得。3月9日にNetflixの人気リアリティ番組『Love Is Blind』シーズン8で、同番組初のパフォーマーとなるアレックス・ウォーレンがこの曲を披露したことがきっかけで、さらに勢いを増しバイラルヒットとなり、リリースから2か月で世界3億2,600万回以上のストリーミング再生数を記録。現在までにSpotifyだけで世界3億4,400万回以上を記録する。

「Ordinary」は、全英シングルチャートで現在7週連続の首位(※2025年3月27日付-5月8日付 / Official UK Charts)で今年最多の首位記録を更新。カナダ、アイルランド、オランダ、スイス、ノルウェー、デンマーク、オーストリア、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどの公式チャートでも首位を記録。同曲はSpotify Global 200で第2位、Apple Musicでは92か国、Spotifyでは40か国でチャートインした。

「Ordinary」は米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」で、最高第69位となった前シングル「Burning Down」に続く自身2曲目の「Hot 100」ランクイン曲となり、同曲は今週の「Hot 100」で、前週の第3位からワンランクアップの第2位となり、「Hot 100」の自身最高位を記録した(※2025年5月10日付 / Billboard)。

「Hot 100」で「Ordinary」は4月25日から5月1日までの期間に米国でストリーミング再生回数2,150万回再生(前週比2%増)となり「ストリーミング・ソング」チャートで2週連続の首位、またダウンロード数は7,000曲(前週比6%増)となり「デジタル・ソング・セールス」チャートで2週連続の首位、ラジオ・エアプレイは1,970万へ17%増加し、「Hot 100」で第2位に浮上した。全米を席巻しているケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とシザ(SZA)の「Luther」(ストリーミング再生回数が前週比6%減の2,050万回、ダウンロード数が前週比4%減の2,000曲、ラジオ・エアプレイが前週比1%減の6,790万)が「Hot 100」で今週首位を保持し、11週連続で首位となっている。

2月22日に公開された恋に落ちていく心象風景を描いた「Ordinary」のミュージック・ビデオで、ウォーレンは妻クヴル・アノンと共演。コインランドリーのシーンから、女性を追い森に迷い込んでいくウォーレンは、ビーチから荒野へと導かれ、手を取り合う二人は空へと浮遊し、「雲上の天使たちが羨む」と歌う愛を描く。

アレックス・ウォーレンの音楽キャリアのブレイクまでの道のりは「普通」とは程遠く、18歳でホームレスとなったウォーレンは車中生活からソーシャルメディアで名を馳せ、ポップ界の次なるスターへとそのスターダムを駆け上がった。

Alex Warren

©Atlantic Records

アレックス・ウォーレンは、YouTube、Instagram、TikTokで最もフォローされているZ世代セレブの一人。10歳でYouTube動画の制作を始め、その後ドッキリ動画などで絶大な人気を集めたYouTuber、インフルエンサーのウォーレンは、2019年11月にソーシャルメディアのスターらと共同でロサンゼルスにTikTokのコンテンツ・クリエイター・グループ「ハイプ・ハウス」(Hype House)を設立。共同創設者兼メンバーの一人となり、ここから生まれたハッシュタグ「#hypehouse」の動画はトレンドとなり、瞬く間にバイラルとなった。妻クヴル・アノン、TikTokスターのチャーリー&ディクシーのダミリオ姉妹、歌手アディソン・レイ(Addison Rae)もハイプ・ハウスの元メンバーである。

2018年にウォーレンがスナップチャットで友人からInstagramのインフルエンサーであるアノンを紹介され、二人は出会った。「すぐに意気投合したよ」とウォーレンはBBCで語る。「初めて話した瞬間から、彼女に何でも話せる気がしたんだ」。

当時車で暮らしていたウォーレンと一緒に暮らすためにアノンはハワイの実家からカリフォルニアに引っ越し、二人は車で暮らし始めた。二人のロマンス動画は人気を集め、半年でYouTubeで100万人以上のフォロワーを獲得。友人たちと撮影したドッキリ動画と合わせて、「1か月で初めて2,000ドルの小切手を受け取ったとき、”やばいな、これは人生を変える”と思ったよ」と振り返る。その資金の一部は2019年のハイプ・ハウスの創設に充てられた。2022年1月にウォーレン、アノンらが出演のNetflixリアリティ・シリーズ『The Hype House』が公開。その後二人は「人生の次の章へ進みたい」という希望を理由に2022年に脱退し、同年後半にハイプ・ハウスは解散した。

「多くの人、多くのTikTokのクリエイターが音楽を作っているのを見てきたが、意味のある曲はなかった」とウォーレン。「しかし僕は現実を書きたかった。僕だけしか歌えない歌。他人のデモは受け取らない。すべて自分だといえる音楽を作りたかった」

2021年6月にウォーレンはギターを主体とした哀切のデビュー・シングル「One More I Love You」をインディーズ・アーティストとして自主リリース。この曲は彼が当時9歳の時に腎臓癌の長い闘病生活の末に亡くなった父親の死について13歳の時に書き始めた曲で、その死をきっかけに母親はアルコール依存症に陥り、依存症は虐待へと変わり、18歳になってすぐ母親は彼を追い出し、5か月間ホームレスとなった彼は友人の車で寝泊まりするようになった。そして2021年にウォーレンは母親を亡くした。

彼は自身の困難な生い立ちやつらい経験を音楽に反映できることに今は感謝しているとBillboardで彼は語る。「最近そういう経験について書き始め、ある意味、自分を納得させようとしている」とウォーレン。「多くの人が人生を台無しにしたと捉えるようなとても悲しくてつらいことを、人々の助けになるものに変えることは、とても素晴らしいことだと思う」

デビュー・シングル「One More I Love You」はストリーミングで瞬く間に人気を集めた。メジャーレーベルからのオファーを受け始め、2022年にウォーレンはアトランティック・レコードと契約。2022年8月にアトランティック・レコードからメジャ・デビュー・シングル「Headlights」をリリースし、12月には「Chasing Shadows」をリリースした。

ウォーレンとアノンは2022年の大晦日に婚約。かつて遠距離恋愛をしていたアノンとの交際からインスピレーションを得た「Before You Leave Me」(2024年2月リリース)は世界的な反響を呼び全英シングルチャートに初めてランクインし最高80位を記録。この曲はSpotifyのViral 50にランクインするなど、世界3億100万回以上のストリーミング再生数を記録し、オーストラリアとオランダでゴールド認定を獲得した。

二人は2024年6月22日にカリフォルニア州エスコンディドで結婚し、自身のInstagramで「これで僕は正式に地球上で最も幸せな男だ」と写真を添えて投稿した。デビュー・シングルをリリースする前の2021年2月、ウォーレンは恋人クヴルに宛てInstagramで次のようにメッセージを送った。「僕が人生で最悪の時期を過ごしていたとき、君は僕と一緒に車の中で寝て暮らし、僕たちはどこにも行くところがなかった。君を心から愛している。あんな経験を共にしたい人は、君以外にいなかった」

その結婚のためにウォーレンが書き2024年5月31日にリリースされたアップテンポのウェディング・ソング「Carry You Home」は瞬く間にバイラルとなり深い感動を集め、これまでで最大の世界的ヒットを記録。同曲は「Before You Leave Me」に続いて自身2曲目の全英シングルチャートのランクイン曲となり最高9位を記録し、米ビルボードでは「Pop Airplay」など複数のチャートにランクインし、これまでに世界4億2,900万回以上のストリーミング再生数を記録している。

「Carry You Home」を共作したタイムフライズ(Timeflies)の米シンガーソングライター、カル(Cal Shapiro)、米シンガーソングライター、マグズ・デュバル(Mags Duval)及び音楽プロデューサー、アダム・ヤロン(Adam Yaron)と続いてタッグを組みウォーレンがわずか1日で書き上げ完成させた「Burning Down」は、2024年9月20日にリリースされ、ウォーレンにとって初の「Hot 100」入りを果たし、10月5日付のチャートで初登場76位、翌週には69位まで上昇。「Carry You Home」に続いてセンセーションを巻き起こした同曲は世界2億2,800万回以上のストリーミング再生数を記録し、カナダとアイルランドではダブル・ゴールド認定を獲得した。

ウォーレンはこの「Carry You Home」、「Before You Leave Me」、「Burning Down」などを収録した全10曲収録のデビュー・アルバム『You’ll Be Alright, Kid (Chapter 1)』を2024年9月27日にリリースし、米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で最高第17位を記録(※2025年4月26日付)。同年12月にリリースした「Burning Down」のリミックスで、ジョー・ジョナス(Joe Jonas)とコラボを果たした。

「Ordinary」はその「Carry You Home」、「Burning Down」に続いて同じチームで完成させた。2025年4月のHITSでのインタビューでウォーレンは「マグスと僕はクリスチャンなので、曲作りには神様や聖書の言葉を取り入れるようにしているんだ」と語り、ワーシップ・ミュージックを聴いて育った彼は他の作品も含めて「Ordinary」もワーシップ・ミュージックの影響を受けていると明かす。その音楽は愛や悲しみをテーマに、感情に訴える繊細で力強いポップメロディー、情熱的なヴォーカル、そして自身の経験を書き綴った率直な歌詞で、ある時は人々の心の葛藤を癒やす力となり、ある時は恋の背中を押し愛を祝福し魅了していった。

「Ordinary」について彼は次のように語っている。「この曲は、妻のクヴルとの関係について歌っているんだ。僕たちは二人とも24歳で、18歳の時に出会った頃、彼女は僕と一緒に車の中で暮らした。スマホやソーシャルメディアなど、今では真実の愛を見つけるのは稀だと思う。だから”Ordinary”は、愛が薄れ行く世の中で、クレイジーな何かを見つけたというテーマで書いたんだ」

©Atlantic Records

 

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