Tones And I、世界中が踊るバイラルヒット「Dance Monkey」13カ国首位


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全英11週連続首位、世界20カ国以上で首位(※更新)

一度耳にしたら離さない、クレイジーでキャッチーな”踊るモンキー”が今世界をダンスで揺らしている。ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ世界中でバイラルとなっている新星、豪Tones And I(トーンズ・アンド・アイ)のブレイクスルー・ヒット「Dance Monkey」(邦題:ダンス・モンキー / Warner Music Japan)が、最新全英シングルチャートでストリーミング国内週間5000万回を超え、前週第7位から一気に駆け上がり全英初首位を記録した(※2019年10月10日付、Official Charts)。オーストラリアのアーティストが全英首位となるのは、イギー・アゼリア(Iggy Azalea)とアリアナ・グランデ(Ariana Grande)の「Problem」以来5年ぶり。

【更新】「Dance Monkey」全英11週連続首位獲得。女性アーティスト曲として全英シングルチャート史上最首位記録。これまで10週首位で女性最長首位となっていたホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の「I Will Always Love You」(1992)及びリアーナ(Rihanna)の「Umbrella」(2007)の記録を破る。8週連続首位のエド・シーラン(Ed Sheeran)とジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の「I Don’t Care」(※2019年5月23日付-7月11日付)の記録を抜き、2019年最長首位記録(Official Charts、※2019年12月19日付)。

これまでに世界ストリーミング2億5000万回を超え、今月だけでも1億75000万回という怒涛の勢いで沸騰させている「Dance Monkey」は、全英チャート・デビュー(※2019年8月15日付)からわずか2ヶ月で全英首位を獲得、これにより現時点でオーストラリア、ドイツ、スウェーデン、アイルランド、南アフリカなど世界13カ国のチャートで首位を獲得した。母国オーストラリアのARIAシングルチャートでは、10週連続首位へ記録更新。7週首位でオーストラリア人ソロ女性として32年間最多首位の座にあったカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)1987年ヒット「Locomotion」、9週首位でオーストラリアのアーティストとして最多首位となっていたJustice Crew2014年ヒット「Que Sera」の記録を塗り替え、オーストラリアのアーティスト史上最多首位記録となる歴史的ヒットを記録。海外アーティストを含めると、ARIAシングルチャートで「Dance Monkey」は女性ソロ曲として、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)「I Will Always Love You」とサンディー・トム(Sandi Thom)「I Wish I Was a Punk Rocker (With Flowers in My Hair)」の史上最多タイ記録に並んでいる。

【更新】2019年11月16日、「Dance Monkey」がARIAシングルチャート16週連続首位となり、エド・シーラン(Ed Sheeran)「Shape Of You」の最多15週首位記録を破り、ARIA史上最多首位記録を樹立(ARIA)。歴史を塗り替え、1983年の統計開始以来、オーストラリア人が初めて史上最長首位記録の座に就いた。世界20カ国以上で首位となった「Dance Monkey」は現在(※2020年1月20日付最新チャート)、21週連続首位含む通算24週の首位に記録を伸ばしている(ARIA、※2019年8月5日付-12月23日付の21週連続首位,2020年1月6日付-1月20日付の3週連続首位)。

サーファーに人気のビーチとしても知られるオーストラリア・ニューサウスウェールズ州北東部のバイロンベイ。その小さな街でほんの一年前まで、路上ライブをしていた32歳のシンガー・ソングライター、本名トニー・ワトソン(Toni Watson)。ビクトリア州メルボルンの沖、美しい海に囲まれた自然豊かなモーニントン半島で育った彼女の名を世界に広めた”踊るモンキー”は、彼女がまだ無名の頃、バイロンベイの路上ライブで足を止め踊る人々との交流を描いたもので、その歓喜とエナジーをとらえた開放感溢れる自由に満ちたフレッシュなダンス・ナンバー。口ずさみ踊り出してしまう感染性あるサウンドに加え、インパクトある個性的×ハイトーンな圧巻の歌声もまた強烈に脳裏に刻む。今回のグローバル・ヒットにトニー・ワトソンはステートメントで「全ての応援に深く感謝申し上げます。この歌はバイロンベイのバックパッカー、私の友だちのために書いた曲です。まさか世界中が踊る曲になるなんて夢にも思ってなかったわ、wow!」

(バース2)「私は言う、”OMG、通りすがりのあなた”/”私の手をとって、親愛なるあなた、私の目を見て”/サルのように、私は人生を踊ってきた/でもあなたはもう一度、私の踊る姿を見たいと頼む」、「Ooh、あなたよね、よく見るわ、いつもあなたを見かけるわ/あなたのスタイルが好きよ/あなたは私を、私を、私を泣きたくさせる/あなたが踊る姿を見たいわ、もう一度だけ、お願いよ」

(コーラス)「すると彼らは言う/私のために踊る、私のために踊る、私のために踊ると、oh-oh-oh/そんなことする人、今まで一度も見たことない/彼らは言う/私のために躍り、揺れ、躍るのだと、ayy-ayy-ayy/そして終わったらまた最初から/彼らは言う/私のために踊る、私のために踊る、私のために踊ると、oh-oh-oh/そんなことする人、今まで一度も見たことない/彼らは言う/私のために躍り、揺れ、躍るのだと、ayy-ayy-ayy/そして終わったらまた最初から」

ダブルプラチナ認定のデビュー・シングル「Johnny Run Away」に続くTones And Iのセカンド・シングル「Dance Monkey」は今年8月にリリースされたデビューEP『The Kids Are Coming』に収録。全豪ツアー真っ只中のTones And Iは来月には完全ソールドアウトのヨーロッパ・ツアー、その後ソールドアウトのNY、ロサンゼルスでのパフォーマンスを予定。今月に入りアメリカでも人気を急上昇させており、いよいよ全米ビルボード「Hot 100」デビューを狙う。

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