笑顔と涙がそっとこぼれる心温まる感動バラード「A Woman Like You」、リー・ブライス初ビルボード第1位に


150 150 VOICE Editor

リー・ブライス(Lee Brice)米公式サイト

昨年10月にリリースされ、「思わず笑顔になってしまう!」「この曲を聞くたびに涙がこぼれてしまう…」そんな数多くの声が寄せられていた米カントリー・シンガーソングライター、リー・ブライス(Lee Brice)の最新シングル曲「A Woman Like You」が、今週発表米ビルボード・カントリーシングル曲部門でジェイク・オーウェン(Jake Owen)の「Alone With You」を抑えてついに第1位を獲得(※2012年4月21日付)、これまで「Love Like Crazy」で記録した最高位第3位の記録を塗り替えて、自身の曲としては初めてとなるナンバー1シングル曲となりました。

昨年10月22日の初登場第60位のランキングからおよそ半年かけてじわじわとランキングを上げて、ついに首位を記録したこの曲「A Woman Like You」は、ふと妻が何気なく聞いた「あなた、もし私と出会ってなかったら、どうしていると思う?」という一歩誤ると命を落としかねないハイリスクノーリターンな問いかけに対して、模範解答以上の素朴で深い愛がそっとにじみ出る温かい言葉で伝え、”じわじわ”とくる感動を誘うバラード曲となっているようです。

「A Woman Like You」
song by Lee Brice
written by Phil Barton, Jon Stone and Johnny Bulford

(バース1)
昨晩、イブニング・ニュースを見ながら
うとうとしていると彼女は唐突に
「あなた、もし私と出会っていなかったら、
あなたはどうしていると思う?」と尋ねた

僕は笑いながら、
「わからないよ、いくつか思いつくけど」
と答え、それからじっくりと考えてこう続けた
「正直言うと、

(コーラス)
もし君の名前を知らなかったら、
もっと沖釣りをして、
ドライブスルーのチキンをもっと食べているかもね
ゴルフのスコアを少し伸ばしているだろう

古い緑のシボレー・ノヴァにまだ乗っているだろう
ヨガもおそらく決して聞いたことがなかったと思う
もっと忠実なフットボールファンになっているだろう
でも、もし僕が一人だったら、

独りで、どこかで無茶をしながら
ずっと探していると思う、
君のような女性を」

(バース2)
そうだね、彼女の関心を引いたと思いこう続けた
「あ、そうだ、言い忘れてたけど、
たとえ100年も遡ったとしても、
一日たりともかえたりはしたくないよ」
彼女は笑顔をみせ(少しあきれる様子で)目をくるりとさせた
なぜならその僕の全ての言葉を前にも聞いたことがあるからだ
「ねぇちょっと、真剣に、
もし僕がこんなに幸せでなかったのなら、

(コーラス)
一人きりの家でビリヤードをしているだろう
カバー・バンドのバスをしたり
毎週火曜日のポーカーゲームのために
バドライト(ビール)を冷やしているかもしれない
小屋にダートバイクを置いているだろう
そしてベッドにはスローピローは一つもなく、
コーヒーの缶に小銭を貯め続けているだろう
でも、もし僕が一人だったら、

独りで、どこかで無茶をしながら
ずっと探していると思う、
君のような女性を」

もし僕が彼女と出会っていなかったら、
どんなに惨めな自分でいたかを彼女は知っている
でも念のため、僕は彼女の耳にこうささやいた

「僕が船釣りで気分が悪くなるって知っているでしょ」
「君は最高に美味しいフライドチキンを作ってくれる」
「ゴルフの素質はなかったんだ」
「君の名前のその響き、愛しているよ」
「古い緑のシボレー・ノヴァには未練があるかもしれないけど、
でも君のヨガをしているところを見るのが大好きなんだ」
「もし君のような女性と出会わなかったら、
金色の指輪を握りしめて
ずっと一人でいるだろう、

だって正直、わからないんだ、
君のいない自分の人生が」

フィルム・メーカー、エリック・ウェルチ(Eric Welch)が手がける「A Woman Like You」のミュージック・ビデオでは、愛する運命の人と過ごす時間ともし出会っていなかったら送っていた日々が交錯する中で、甘く渋い歌声で語りかけるように歌うリー・ブライスが姿が映し出されます。

同ミュージック・ビデオには、「思わず笑顔にしてくれるわ」「リプレイボタンに申し訳ない」「この曲を聞くたびに涙が出てしまうわ」「僕は独り身だけど、でもこの曲が大好きだ」「Awwwwww…、この曲大好きだわ。恋人が私のための曲って言ってくれたの。」「俺、妻がほしいです。」「リー・ブライスは3分42秒で、4つの映画『トワイライト』シリーズよりも素敵なラブストーリーを語っているわ」「目に涙を誘うよ。家にいる妻と3人の娘を思いながら、今僕は仕事で出ているけれども、この曲は頑張る力をくれるよ!!」等など、そっと誘う笑顔と涙の声の数々が寄せられているようです。

イーライ・ヤング・バンド(Eli Young Band)の「Crazy Girl」、ガース・ブルックス(Garth Brooks)の「More Than a Memory」のソングライターとして第1位を獲得していたものの、これまで自身の曲で第1位を獲得したことがなかったリー・ブライスは、その知らせを聞きとすぐさま自身のツイッターで「みんなありがとう…僕の初めてのナンバー・ワン・シングル曲だよ…信じられないよ。今夜みんなと共に分かち合えることを願っているよ」とその喜びをファンらと分かち合いました。

(記事)”Lee Brice Earns First No. 1 Single With ‘A Woman Like You’” on the Taste of Country

この曲はとても特別な物語で女性たちを幸せにしてくれるものなんだ」と話す今年1月に長年の恋人(Sara Reeveley)と婚約したノースカロライナの32歳は、「僕たちの出会いは小説のような出会いだったんだ」と二人が出会った13年前を振り返ります。

(記事)”Lee Brice Talks ‘Storybook’ Romance” on the Boot

「ある夜僕は旅行で訪れていたノース・マートル・ビーチを歩いていたんだ。18歳だったかな、僕と友人たちだけで、女の子たちを探していたんだ。雨が降っていて、真っ暗でビーチには誰もいなかったんだよ。そしたら大きなオーレのトレーナーを着た女の子がそばを通り過ぎたんだ。ちょうど僕の前を通り過ぎた時、明かりが彼女の右から差し込んで、僕はこう思ったよ、”なんてゴージャスなんだ”ってね。だから僕はこう友人たちにいったんだ。もし女の子が振り返ったら、彼女の後を追うってね。彼女を見つめていると、次の瞬間彼女は僕の方を振り返ったんだ。だから僕は彼女を追いかけたよ。僕たちはビーチに座って話し込んだんだ。それからギターを取りにいって、彼女のためにビーチで歌ったんだ」

Lee Brice Is Engaged! on Boot

その後リー・ブライスはオハイオまで彼女に会いに行ったものの、当時彼女には恋人がおり、良き友だち関係だった二人ですが、その後再会を果たした二人は交際、3年前に子供を授かったものの、「子供を理由に結婚を急ぎたくはなかった」と話すリー・ブライスは、今年1月、「ついにノース・マートル・ビーチで出会った美しい女性と結婚することができたよ」と婚約の発表を大きな喜びと共に語りました。

(記事)”Country Singer Lee Brice Is Engaged — See His Fiancee’s Ring!” on US Weekly

普段の何気ない素朴でいて深い愛がそっと伝わってくるバラードソング「A Woman Like You」リード・シングル曲として収録されている待望のリー・ブライスの2ndアルバム『Hard 2 Love今月24日(米国時間4月24日)リリースされる予定です。

関連記事

新着記事

洋楽最新情報をフォロー